夕景のHDR合成
High Dynamic Range Fused Pictures of Evening Sceneries
2013年9月8日
Panasonic GX1, Lumix G X14-42mm, HDR fused
名古屋の夜景でHigh Dynamic Range 合成を試して,それなりの結果を得たので,今度はもう少し昼間に近い,夕景で試してみました。
上の写真はふつうに撮影すると,夕日を反射した建物と陰になった部分のどちらかがやや犠牲になる条件。とりあえず-3EVから+3EVまで1EV刻みでブラケット撮影し,いくつかの組み合わせで合成してみました。夜景よりも中間調が豊富なためか,間を飛ばさずに多数枚を合成した方が良いようです。ここでは7枚全部を使いました。
さらに明暗比の大きい,西側の空と陰になった建物の組み合わせ。こちらは意外に-3EVから+1EVまでに5枚の合成がいい感じ。明るい空に目が順応するために陰の部分があまり明るい必要はないためでしょうか。
まぶしく感じるようなものがある場合には,通常の明暗対比による見かけの明るさとはやや違う場合もあるような気がしていますので,いろいろと楽しめそうです。
ちなみに夜景の場合は光源のフリッカーも考慮してシャッタースピードを1/30秒以下としたので三脚を用いましたが,自然光では気にする必要がないので,手持ちでそのまま撮りましたが,細かいことを言わなければとくに問題はなさそうです。
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