MERA第19回大会
19th annual conference of MERA
2012年5月19日
Olympus OM-D E-M5, M.ZD12-50mm
人間・環境学会(MERA)の第19回大会が横浜国立大学で開催されました。個々の研究発表もおもしろいのですが,目玉はやはりワークショップ。ふたつのワークショップが並行開催されました。ひとつめは「仮設住宅の質 応急と住まいをめぐる諸問題」,もうひとつは「行動地理学者Reginald Golledge-人間・環境学的視点からの回顧と展望」でした。私は仮設住宅の方に参加。企画は森傑先生(北海道大)です。
最初は仮設住宅供給に関わられた宿本さん(当時国土交通省)。住宅といえば国土交通省を思い浮かべると思いますが,仮設住宅は厚生労働省の管轄でもあり,縁の下の力持ちということですね。現在の日本の住宅はずいぶん贅沢になっていますので,仮設住宅をどういうレベルにするのかはなかなか難しそうです。
続いて社会学者の森反彰夫先生(東京経済大)による復興という概念についてのお話。
そして,仮設のトリセツでおなじみの岩佐明彦先生(新潟大)。人間は常に変化する存在なので仮設住宅といっても収容所ではなく,生活の場として大きな意味があることがよくわかります。
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