環境・遺産デザインコース修士論文発表会
Master Theses Presentations of Environment and Heritage Design Course
2012年2月7日
芸術工学専攻 環境・遺産デザインコースの修士論文発表会が九州大学大橋サテライトで開催されました。大井研究室からは3編の論文が発表されました。
まず,イメージグリッド法による癒しの概念に関する研究。評価グリッド法をいろいろな場面に適用しようとしてきた中で感じられた限界から生まれた新たな工夫による手法です。
次にLED 照明を用いた居室空間の好ましい視環境に関する研究。居室空間の照明については行為との関係を含めて研究が進んできました。今年はLEDもRGBタイプだけでなく白色と電球色のデータが追加され,さらに内装に有彩色がある場合の予備的な検討も。
そして学校教室まわり小空間の評価に関する研究。小学校の設計にもデンやアルコーブなどと呼ばれる小空間が取り入れられるようになりましたが,子どもたちは実際どのように感じているのか?大学生との違いはあるか,また身体の大きさと関係があるのか,などを実大の仮設小空間を作って検証した意欲的なものでした。
« 環境設計デザイン基礎演習(後半)1/20模型とCGによる空間分析 | トップページ | 九重高原スキー場 »
「環境心理」カテゴリの記事
- iaps23 Timisoara (Romania) 参加記(2014.06.30)
- オーガナイズド・セッション「実験室実験から実空間創造へ」(2013.09.01)
- iaps22 Glasgow参加記(Day1)(2012.06.25)
- MERA第19回大会(2012.05.19)
- 日本建築学会九州支部研究発表会(2012.03.04)
「大学の話題」カテゴリの記事
- オープンキャンパス2014(2014.08.02)
- 大橋キャンパス2号館改修(2014.04.03)
- 環境設計デザイン基礎演習(後半)1/20模型とCGによる空間分析(2014.02.02)
- 環境総合プロジェクト合評会(2013.08.01)
- 教員室の引っ越し(2013.07.22)
「照明・視環境」カテゴリの記事
- 日本色彩学会全国大会福岡'14(2014.05.25)
- 博多イルミネーション2013冬(2013.12.18)
- インテリア写真のHDR合成(2013.09.12)
- 夕景のHDR合成(2013.09.08)
- 名古屋の街あかり調査ワークショップ(2013.09.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント