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「建築写真撮影・再生法-見た目を再現するために考慮すべきこと-」

2011年11月26日
Methods for shooting and reproducing of pictures of architectures:
Tips for reproducing appearances

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Olympus XZ-1

日本建築学会 光環境運営委員会 質感・色彩設計法小委員会で企画されたシンポジウムです。まず主査の槙先生(実践女子大学)よりの主旨説明。

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続いて,鈴木卓治(国立歴史民俗博物館)先生より,デジタル・アーカイブにおける色の扱いについて?何が記録できるか,何を記録するべきか?のお話。

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石田泰一郎先生(京都大学)から見た目再現の難しさ?明るさと眼の順応について。

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酒井英樹先生(大阪市立大学)からはハイダイナミックレンジ画像の可能性について。

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最後に中村芳樹先生(東京工業大学)よりコントラスト・プロファイルに基づいた輝度・色度画像の再現法について。これは短時間の講演聴講のみではなかなか理解しきれないかも。

私はというと,パネルディスカッションの司会を務めさせていただきました。内容がもりだくさんだったので,予備知識がないと短時間ではなかなか全部理解できないであろうと思われることを意識して,いろいろと補足説明をしていただくようにしました。

これは続編があるといいかな,という感じでした。

docomo F-11c使用感

A user's impression on docomo F-11c (cell phone)
2011年11月22日

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Olympus XZ-1

しばらく前になりますが,携帯電話を買い換えました。選んだのはdocomoのF-11cです。最初がauで次がsoftbankでしたから,これで大手3社を制覇?そういえば途中でWillcomのW-zero3も使ってますね。

最近はスマートフォンが大流行のようですが,自分の使い方からするとどう考えても無駄に思えます。docomoに注目し始めたのは,通信プランに含まれる通話料が海外利用時にも使えるのに気づいたことでした(どうしてもっと宣伝しないんだろう)。softbankは国内のみなんですね。比較的軽量・薄型で,防水仕様の手頃な端末,が希望。softbankの契約更新は2月だから,その頃までにゆっくり選ぼうかと思ったのですが,ニュースを見ているとdocomoはスマートフォンにシフトするらしい。半年後に選択肢が減っていたら困るので,思い切って買い換えることにしたのです。

これまでのところは概ね満足という感じ。防水携帯は安心感があっていいですね。契約プランはふつうのタイプSS~Mを通話料の繰り越し額と出張予定で適宜変更。あとはパケホーダイダブルで,私の場合は最低料金に含まれる通信料372円でたいてい足りてしまいます。スマートフォンではこうはいかないでしょう。

というわけで,端末代の分割払いを含めて,なぜかトータルの携帯電話使用料はこれまでとほとんど変わらないということになりそうです。海外で使う場合はかなり割安になるはずです。冒頭の写真はスペインで撮ったものなので,movistarにつながって,時刻はヨーロッパ時刻と日本時刻がふたつ並んで表示されています。

なかなか気に入ったので,大事に使っていきたいと思います。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第4日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 4
2011年11月21日

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4日目はもう少し西寄りのHecho valleyにあるEmbúnへ。

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Embúnでは50代と思われる住民女性に話を聞くことができました。農業で生計を立てている家はほとんどなく,拠点都市であるJaca周辺で働いているか年金かどちらかのようです。Jacaでは就職難とのことですが,さほど大都市ではないと思われるのに「Jacaには何でもある」と言っていたのが印象的。

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集落内にも商店が1軒あるがJacaのスーパーの方が安いため通常の買い物はそこまで出かけるのだそうです。道路は非常によく整備されているので,住民のイメージでは,たとえばEmbúnからJacaまでは20分くらいとのことですが,これはさすがに飛ばしすぎ?でも30分もあれば地域の拠点集落まで行けるということではあります。クルマさえあれば・・・ですが。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第3日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 3
2011年11月20日

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Olympus E-P3, M.ZD 9-18mm

第3日はこのあたりでも最小の6家族しか住んでいない集落として紹介されたRañínへ。La Fuevaという谷筋の地域にあります。実際には30人くらいが住んでいるようですし,最寄りの拠点集落Tierrantonaまでも7kmほど。

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話の聞けた80歳の男性によると1940年頃には同年齢の子どもだけで61人いたとのことなので相当減少していることになります。人口減少は1960年代の工業化から始まり,村にとってはこれが第一の危機。第二の危機は大農場との競争によるもので現在では農家は補助金によってのみ成立している状態のようですが補助金も廃止の予定なので今後は不透明だとか。

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空き家については観光客向けの改修例もあるようで,Tourismo Ruralという組織があって,予約もインターネットで行われるため,所有者は予約管理などをする必要がないことから,22軒のうち3軒がこれに改修されているようです。

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自治体組織としてはCouncil of valley La Fuevaに含まれていて,ゴミ収集等は行われているようですが,集落の道路清掃など公共部分の管理についての行政サービスはないとのこと。公共部分の管理については2週間に一度の教会行事の際に全員が集まって話し合いを持ち,相談が行われています。日本で言えば小規模集合住宅の管理組合のようなものですね。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第2日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 2
2011年11月19日

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Olympus E-P3, M.ZD 9-18mm

いよいよピレネー山麓の集落に向かいます。第2日はSahúnという集落。

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ここは中央ピレネー高地にあたります。山間でスキー場も近く山歩きなどのリゾート地でもあります。最寄りの拠点集落まで6km,地域の拠点集落までは55km,人口は120人ほど。集落内にはホテルが3軒ありますが,食料品店などはありません。

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Sahúnでは,役場において行政など集落の運営に関わっている方4名の話を聞くことができました。住宅以外に空き家が約80戸あるそうですが,これらはいずれも貸し住戸として使われていて,放棄されているのではないとのこと。農業のみで生計を立てている家は2世帯のみで,その他は建設業,ホテル業,レストラン,商店などです。
1980年代以降はスキーリゾートとしての開発が進み,現在はヨーロッパ全域から来訪するようになっていて,現在では観光業が90%とか。

若者が村に残らない理由として挙げられたのは職業選択肢が限られること,高等教育の不足,専門的職業につくことの難しさです。また文化施設などの欲求もあるのではとのこと。ただし失業率は0です。集落内にあるホテルのレストランで昼食をいただきましたが,メニューも選択可能でなかなかおいしいもの。リゾート地のおしゃれなレストランという雰囲気でした。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第1日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 1
2011年11月17~18日

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Olympus E-P3, M.ZD 9-18mm La Fueva (20 Nov. 2011)

芸術工学研究院の先生方と共同で過疎地集落の研究を始めました。日本では限界集落という言葉が話題になり,関連する研究もいろいろと行われていますが,過疎地域と都市部の生活環境や住まいの具体的な違いや変化の様相などは,さほどまとまった情報がないように思われます。今回のメンバーはそれぞれ文化人類学,緑地保全学,建築計画学,建築学(構法・生産),環境心理学がベースということになり,こんな組み合わせはなかなかないのでは?ということで楽しみです。

調査対象地域として,日本では福岡県八女市の黒木町大淵東区を,比較対照のために先進国の農村地域で日本より早く過疎化が進行したと思われるスペインのアラゴン州を選定しました。とはいうものの,どの集落が対象にふさわいしいかは実際に行ってみないとわかりません。もちろん現地の情報を仲介してくれる人も必要です。というわけで予備調査に行きましたのでその様子をご紹介しましょう。

アラゴン州の中心都市はサラゴサです。バルセロナからはAVE(新幹線)で1時間半ほど。今回はここを拠点にします。

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平原を走るAVEは車内表示で最高速度300km/h超でした。

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三角形のトップライトが印象的なサラゴサ駅に到着。大学で打ち合わせ,ホテルにチェックインをすませた後はサラゴサ市内を見学。

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歴史を感じさせる街ですが,中心街は夜も人出が多く,なかなか活気があります。スペインは相当不景気なはずですが,人々の行動に直接現れるものではないようです。

さて明日からはいよいよピレネーの山間地に向かいます。

「人間行動と感覚・知覚心理研究」

Human behavior in sensation and perceptual psychology
2011年11月12日

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Olympus XZ-1

第10回となる建築空間における感覚・知覚心理シンポジウムがキャンパスプラザ京都で開催されました。今回のテーマは「人間行動と感覚・知覚心理研究」。行動研究と感覚・知覚心理研究はそれぞれ独立した研究分野ですが,環境を設計・創造していくという観点からするとうまく結びつかなくてはいけません。この日は信号トラブルで山陽新幹線が止まってしまい,ゆっくりできるはずがかなり遅刻して会場に到着しました。このため最初の竹原広実先生の「行動の量的把握 高齢女性の生活行動と身体活動量」は聞き逃し,梅宮典子先生の「行動と環境制御 冷房使用と窓開放」から聞くことができました。実際の観察や調査に基づく冷房使用,窓の開閉行動と外気温その他の関係の実態が明かされました。現実には調整行動が快適な環境にうまくつながっているとは言えそうもありません。知識・意識や習慣も変えていく必要があるかもしれませんね。

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続いて原田正幸先生の「行動と環境計画 子育て女性の公園利用行動と公園計画」に関するご講演。実際の公園におけるインタビューと観察,実測による貴重な研究です。難しそうなのは人の行動はさまざまな社会的要因によってもどんどん変わりそうなのに公園の方はそう簡単に変えられない,というあたりでしょうか。それでももう少し快適な環境をつくるということを意識した計画はいくらでもできそうですね。

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後半は,松原斎樹先生の司会で感覚・知覚心理研究における人間行動の意義についての討論が行われ,一般参加と思われる方からのご質問などもあり,有意義な情報共有ができたように思います。

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終了後は,京都駅ビルにある京都劇場入口脇の京野菜居酒屋に場所を移して,さらに議論を深めることができました。

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