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北九州市立大学 学生交流施設見学

A visit to the student interchange center, University of Kitakyushu
2011年6月13日

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Olympus E-PL2, M.Zuiko Digital 9-18mm

環境設計学科・空間プロジェクトの一環として,北九州市立大学 北方キャンパスにある学生交流施設を見学に行きました。ちょうど非常勤講師をお願いしている赤川貴雄先生が設計されたもので,学生用施設という点で空間プロジェクトの後半課題にも大いに参考になるはずです。

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正門側からアプローチすると,2つの校舎にはさまれた緑地の軸線上の奥にひっそりとたたずんでいます。

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まず屋上に上がります。もともとあった樹木を残して中庭とし,その周りに建物が計画されていることがわかります。

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さらに1段高くなった次の屋上へ進みます。

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正面の緑地の豊かな緑が目に入ります。朝廣先生によれば落羽松という落葉の針葉樹なのだそうです。

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振り返ると中庭の樹木が目に入り,中庭を見下ろすことができます。

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中庭の周囲を回って下に降りてみましょう。室内空間は中庭よりも1段下げられていて中の様子が見渡せます。

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メインの交流室です。ダウンライトと間接照明がうまく組み合わされています。照明設計も赤川先生によるものです。

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正門側の空間とはスロープで連結されています。

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こちらの空間はさらに1段下がっていて中庭への視線が新鮮です。

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こぢんまりした空間ですが吹き抜けがあって変化のある空間となっています。

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外に回って緑地側から交流室を見ます。交流室ごしに中庭,さらにその向こうにも建物が見えるので奥行きが感じられます。

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建物のボリュームも奥の方が高さが低いため,遠近感が強調されます。

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モノレールができて以降,北方キャンパスはモノレール駅からのアプローチがメインになっています。モノレール駅から青嵐門を抜けて中央の緑地に進んでくると交流施設はこのように見えます。落羽松の並木がいい感じです。

決して大きくはない建築ですが,周囲の空間を引き締める核になっているように感じられますね。

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