第2回アジア生活環境デザイン研究会
2nd Workshop on Asian Living Environment Design
2011年1月25日
芸術工学研究院の学内プロジェクトの一環として開催された「第2回アジア生活環境デザイン研究会」に参加してきました。今回は法政大学の陣内先生をお招きして,芸工のプロジェクトメンバーの方のアジア関連研究に関する研究会です。陣内先生のお話はもちろんですが,学内の研究も,こうやって集めてみるとすばらしい。
最近では,大学間はもちろん,学内でも部局間で競争を奨励するようなところがありますが,今回の研究会を見ていると,あまり細分化して競争させるのは得策ではなく,全体に競争をゆるめるかわりにコラボ的展開を増やした方が全体としては研究が進むのではないかと強く感じます。
研究費も「競争的資金」というのがもてはやされていますが,競争はテーマと研究計画の段階だけでよいと思うのです。そのテーマが採用されたら,みんながそこに集まって研究するというスタイルが望ましいのではないでしょうか。採用された研究者だけで進めることになっているから,研究費が集中した場合の不正などが起きやすくなっているようにも見えます。あるいはいっそのこと多くの研究者に配分してしまってもいい。大きな予算が必要なプロジェクトを行うなら,多数の研究者が集まって研究費をひとつにして使えばいいし,少額でも単独で研究したい人はそれも可能になると思うのですが。
« オフィスチェアのキャスター交換 | トップページ | 環境・遺産デザインコース修士論文発表会 »
「大学の話題」カテゴリの記事
- オープンキャンパス2014(2014.08.02)
- 大橋キャンパス2号館改修(2014.04.03)
- 環境設計デザイン基礎演習(後半)1/20模型とCGによる空間分析(2014.02.02)
- 環境総合プロジェクト合評会(2013.08.01)
- 教員室の引っ越し(2013.07.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント