環境設計デザイン基礎演習(前半)1/50模型とCGによる空間分析
Spacial analyses with scale models and CG of houses: Basic Environmental Design Seminar
2010年12月19日
Panasonic GF1, Lumix G14mmF2.5
毎年恒例の環境設計デザイン基礎演習+空間表現実習(1年生科目)の合評会。前半は1/50模型とCGによる住宅の空間分析です。授業内容としては,環境設計デザイン基礎演習で,CAD(Jw_cadを使用)とコンピューターグラフィックス(Shadeを使用)の制作を,空間表現実習では手描きのパースや模型の制作を行うのですが,大学の授業としてはこれらを駆使しての「空間分析」が本当の目的です。
前方のテーブルに模型を置いてライティング,正面の壁にプロジェクター2台でCGも使った空間分析のプレゼンテーションと小型カメラで撮影する模型の映像を映し出しての発表です。発表が終わればみなで模型を囲んでのディスカッションとなります。
今年も神戸芸工大から花田先生に講評に来ていただきました。専任担当の田上先生,鵜飼先生,井上先生と私も加わっての授業です。
一番上の写真がプレゼンテーションの様子です。練習で作った住吉の長屋に続く2作目の模型ということで精度はまだまだ。とくに手すりが難しかったようです。これからはいろいろと工夫を始めてくれるでしょう。
1/50なので可動シャッターをつくることは要求しない代わりにいろいろなタイプをつくってもらいました。空間構成がよくわかったのではないでしょうか。
敷地の傾斜は意識されているのですが,周囲をつくるまでにはいたらなかった様子。これからはもっと周りまでつくるのがあたりまえ,になってもらいましょう。この班はみな精度は悪くなかったですね。
ここで花田先生からとっておきの体験談。花田先生はここに泊まられたことがあるというのです。この家を建てた記録である"memento mori"の内容も交えての解説は貴重なものでした。
1/50模型では隙間からカメラを入れたりのぞいたりするのは難しいので,内部空間を見るために一部壁を取り外したりすることになります。制作途中ではなかなか理解してもらえないようでしたが,このように光を入れて見ることを体験してもらったので,模型の意味がわかってきたでしょうか。
1/50模型ですが,例外的に壁に色彩をつけてもらいました。次の1/20模型ではテクスチャーなども再現して空間がどのように変わるか意識しながらの作業になりますので,ちょうどよい練習になったのではないでしょうか。
今年も後半の模型,空間分析が楽しみです。
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