LPA「陰影のデザイン」出版記念会
LPA's Commemoration Party of publishing "DESIGNING with SHADOW"
2010年8月5日
著名な照明デザイナーである面出薫さんが主宰されているLPA(ライティング・プランナーズ・アソシエーツ)が20周年を迎え,最近のプロジェクトを中心に解説した「陰影のデザイン」を出版されました。
縁あって大井研究室修了生が1名お世話になっていることもあり,出版記念会の案内をいただきました。会場が日頃訪れる機会もない明治神宮の参集殿であり,どうせ書籍を購入するなら記念会に出席してその場でいただいて帰るのもいいなと考えて出席することにしました。
原宿門で参加票がわりの発光バッジをいただき,参集殿に向かいます。会場では久しぶりにお目にかかる人もいてさながら面出さんが幹事の同窓会という雰囲気。ただ幹事の集客力?が高すぎて超満員でした。
明治神宮の照明計画もLPAによるものですから宮司さんからもごあいさつが。建築系からは難波先生,照明デザイン系からは石井幹子さんが話されました。後半にはおそらく面出さんがメインと考えていたであろうチェロ・ピアノと会場照明デザインのコラボレーション作品が披露されたのですが,同窓会的雰囲気は止めようもなく,間近にいかないと音楽が聞こえません。人間にとって,いかに人同士の関係が優先されるかということを垣間見た瞬間です。途中で思い切っていったん照明を全部つけて明るくしたら静かになったのではないかなあ,と思いましたが,それは面出さんのスタイルではないのでしょう。
時間はあっという間にすぎ,帰り道は完全に暗くなっていろいろな光の演出を楽しみながら門に向かいます。
今後もすばらしい光と陰影のデザインが期待できると確信させるような会でした。
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