21. iaps (Leipzig) 参加記 (Day2): バウハウス見学会
Travel Sketches at 21st iaps (Leipzig) Day 2: Thematic Excursion to Bauhaus Dessau
2010年6月30日
Panasonic GF1, Olympus M.Zuiko Digital ED9-18mmf3.5-5.6
バウハウスのデッサウ校舎で一番有名なのはこのアングルでしょう。でも現地に行ってみると,このアングルは建築の構成も周囲の環境もあまりよく伝えていないような気がしました。
周囲を入れて撮るとこうなります。前面はかなり広い道路で歩道もたっぷりある並木道。
建物は通路をはさんだ構成になっていて,渡り廊下が特徴的。そして,この渡り廊下部分にグロピウスのいた学長室があるのです。
渡り廊下の脇に入り口があります。全体にシャープなデザインですが,窓がきれいにそろって開くデザインが秀逸です。
窓は内側のリンクで連結されており,右隅に見えるチェーンを動かすと,全部がきれいにそろって開閉できるというわけ。ブラインドなんかと同じですね。
内部空間のハイライトはやはり学長室。デスク周りは当時のままに保存されていますが,手前の広いスペースには何があったのでしょう。来客用のソファくらいはあったのではないかと思いますが。ちなみにガイドは英語でしてくれます。デスクの上の部分はトップライトのように見えますが…
黄色に塗られた天井と色温度の低い蛍光ランプの組み合わせです。当時最新鋭の蛍光ランプだったのでしょうね。
校舎の廊下ですが,たっぷり取られた機能的な収納と,梁下がきれいな色に塗られているのが目につきます。この色はフロアによって異なる色が用いられているのですが,おそらく色彩を用いて場所の認知の補助を行うデザインの最初のものではないか,とのこと。
校舎を見学した後,少しだけ周辺を見て回る時間がありました。さっそくマイスター・ハウス群を目指します。デッサウ校舎と共に,当時の教授陣の住まいとして設計されたもの。校舎からは歩いて5~10分ほどの所です。
これはハウス・カンディンスキー。白い壁のシンプルなモダン・デザインの建築ですが,周囲の環境と共に見ると納得してしまいます。豊かな緑,木々の間に見え隠れする白い住宅がとても素敵なのです。北側に取られた大きな窓は画家の住宅の定番ですが,それがファサード側にあって特徴になっています。一列に並んでいるマイスター・ハウス群の裏庭は,散歩道でつながっていて,ここでも教授陣のコミュニケーションが行われたのか,などと想像してしまいます。うらやましい環境ですね。
帰り際に若井先生に記念写真を撮っていただきました。
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