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ワークショップ「環境行動研究における生態学的アプローチの可能性」

Workshop: Possibility of the Ecological Approach in Environment-Behavior Studies
2010年5月29日

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Panasonic GF1, Lumix G 14-45mm/F3.5-5.6

人間・環境学会MERA大会では2つのワークショップが開催されましたが,そのうちのひとつ「環境行動研究における生態学的アプローチの可能性」に参加しましたので,その内容をご紹介しましょう。

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幸山真也(プランテック総合計画事務所)「建築デザインにおける生態幾何学の研究」
 移動体験,要素配列と位置関係,光学的流動,サーフェイスのレイアウトについて
 視覚変化の類型化によって体験の種類を記述。視覚変化と心理/感覚の関係は?
 心理的感覚効果:圧迫感,緊張感,開放感など が身体移動に直接影響するのかどうか(歩行速度は変わるか,歩行位置がずれるか)

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稲上 誠(東京工業大学)「“圧迫感”としてとらえた周囲を取り巻く環境の知覚」
 Gibsonの世界観 動き回る動物にとっての環境:媒質,物質,面
 周囲の環境に対する漠然とした意識を,意識させないで捉えるために「圧迫感」を媒介にする。 cf. Cullen: a journey through pressures and...
 仮説:移動時の環境知覚は前(視野)だけでなく周囲全方向から
 樹木も圧迫感に寄与していることが明らかに。絶対距離,有効範囲がある

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関 博紀(東京大学)「「つかう」と「つくる」―― 行動の2つの側面」
 建築計画のおもしろさと難しさ 戸が開いていれば人は入ってくるだろうか?
 建築における操作「囲み」
 設計において「知ること」 設計プロセスに見られる探索的活動
 「つかう」と「つくる」はどうつながるか
 JJ Gibson (1979) 「知覚するために動き,動くために知覚する」
 JJ Gibsonのアプローチ「5つの知ること」(1976 未公刊)
 1. 眼球運動 正面 壁
 2. 頭部の回転 周囲 部屋
 3. 移動 周辺 室内~街
 4. 旅行・探検 世界中 世界中
 5. 操作・分析 物の性質(時計や内燃機関の仕組み←1979の本にある例)
  1~4は既存環境の利用,5は環境の改変を含む

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王 羽(中国建築設計研究院)
「移動による視覚的変化に基づく環境認知とデザインに関する研究」

論文や本を読むだけでは理解しにくい核心について,少しわかったような気がするワークショップでした。最後の舟橋先生によるまとめがまた希有,参加できたことに感謝という感じでした。

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