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ディーター・ラムスの時代「純粋なる形象」展

Exhibition: The Design Ethos of Dieter Rams "Less and More"
2009年7月14日

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東京出張の会議の合間に,府中市美術館で開催されていた展覧会をのぞきに行く時間がありました。府中まで行くの遠いなあ,どうしようかなあと思ったのですが,行って良かった!

ディーター・ラムスはドイツの電機メーカー,ブラウンで長くデザインの責任者であった人。シンプルなデザインはサステナブルで,非常に好感が持てるものです。彼のバックグラウンドが建築であることも,プロダクト・デザインがインテリアの中でおさまりがいいことの秘密なのかもしれません。

ブラウン製品が多数展示されていますが,中でもラジオのデザインがいい。オーディオ製品もなかなか。これらは日本ではほとんど見かけないので,もったいない感じです。オーディオ雑誌などでも見かけませんねえ。なぜだろう。建築・インテリアデザイン出身らしい雰囲気もそこここに感じるのですが,ラジオやオーディオもお好きなのでしょうね。私も小学生の頃にさんざん欲しいラジオのデザイン画を描いたくちですが,うなるようなデザインがたくさん。オーディオ製品の展示が彼自身のデザインによるシェルビング・システムに載せられているのもすばらしい。家電コーナーの光る台に乗せられた展示はちょっと明るすぎの感じがしました。あれではドイツでなく,イタリアかスペインの光。

展覧会会場は撮影禁止なので写真はありません。府中市美術館のWebサイトは企画展の内容紹介を残してくれているようなので,リンクを書いておきましょう。
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/Rams/index.html

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府中市美術館には初めて行ったのですが,比較的スムーズに行けました。本当にひさしぶりに新宿から京王線に乗り,特急で府中まで約20分。どのバス停に下りればよいのかのサインはうまく発見できず,適当に下りたら武蔵小金井駅行きのバスが見えたので,それに乗りました。今やバスでもSuikaが使えるので簡単です。ほんの10分ほどで天神町2丁目着。目の前が府中の森公園で,入っていくとすぐにわかりました。入口付近に府中市のコミュニティバスらしい「ちゅうバス」の時刻表があったので,時刻を控えて帰りはこれに乗ることにします。バスはほぼ時刻どおりにやってきましたが,小さいので満員でした。

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撮影データ
(共通)FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, WB Auto
[1] ISO 200 [2][3] ISO400 [4] ISO200 [5] ISO400 [6] ISO200 [7][8] ISO400

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