卒業研究 中間発表会
Midterm presentation of Graduate thesis
2009年6月30日
九州大学芸術工学部 環境設計学科 環境システム講座の卒業研究中間発表会が開催されました。卒業研究では,希望テーマに基づき主指導教員が決まっていますので,3つの講座に分かれて発表会を行う形がここ数年続いています。環境システム講座に所属している教員は,近藤先生,吉岡先生,井上先生と大井の4名。材料に関連する発表もあったため,冨板先生も少し参加されていました。
今年は12名の発表がありました。同じ講座といっても非常に幅が広く,この幅広さが環境設計ならではでしょう。幅が広いからといって質疑が甘いというのではなく,自分の発表している内容をきちんと把握しておかないと,ふだんは専門が違うと思っている先生方から思わぬ?厳しい質問が飛んだりするのが発表会の良いところです。後半に向けて気を引き締めてがんばってもらいましょう。
以下が発表された研究のタイトルリストです。
室空間の床面積と天井高が子どもの「居心地感」に及ぼす影響についての研究
鋼製建具の耐食性に関する研究
沖縄、福岡での鋼製建具の暴露試験の比較及び現地調査による鋼製建具の評価方法の検討
アスペルガー症候群当事者の生活空間における困難さに関する研究
制振ダンパーを用いた既存木造建物の連結制震耐震補強法に関する研究
分煙という視点からみる喫煙空間に関する研究
都市空間の記述方法についての考察 都市機能における滞留性の配置による都市空間の記述
環境色彩が児童の遊び行動に与える影響に関する研究
ルイス・バラガンの建築における自然光の色の変換に関する研究
高力ボルト高摩擦接合の開発研究 純アルミ板を挿入した2本ボルト型高力ボルト摩擦接合部のすべり試験
建築とメディア メディアにみる言葉と建築の関係性
商業施設における物販店舗デザインと「入りやすさ」に関する研究
撮影データ
[1] FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, ISO800, WB Auto
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