空間デザイン論 赤川先生講義「集合住宅に関する都市計画と理論についての一考察」
Space Design Theory Lecture by Dr. Akagawa "A consideration on City Planning and Theory for Apartment Buildings"
2009年6月15日
田上先生に続いて非常勤講師の赤川貴雄先生(北九州市立大)の講義がありました。講義の一端として,項目を大井のメモから記しておきましょう。
トニー・ガルニエ 工業都市 用途地域のはじめ,シビックセンターと住宅地
コルビュジェの「建築に向けて」でも紹介されている
コルビュジェが塔状配置にいたった動機 衛生思想と配置計画 タワーマンションのロジックと同じ?人工地盤と凹凸型の配置は天神とそっくり?セルラーシステム,メゾネットと中庭の排除 セットバックさせる。交通システムと摩天楼 丹下健三の東京計画につながる。Central Stationには鉄道,クルマに加えて飛行機も。
輝ける都市にはレオニドフのリニアシティー(Magnitogovsk)の影響が。考え方をアレンジして使うのがうまい。
アムステルダム派 Michel de Klerk アイヘン・ハール集合住宅,パークミアウィークの集合住宅,デ・ダヘラート,ベルラーへのNew South Area of Amsterdam,JJPアウトなど
ヴァイセンホフ・ジートルンク 建築家の競作
ミース・ファン・デル・ローエ,JJPアウトなど
日本と他国の違いとして,バルコニーの有無が大きい
ダイカー ゾンネストラール・サナトリウム
ル・コルビュジェ ドミノシステム
CIAM 最小限住宅
エルンスト・マイの集合住宅→日本の団地への影響
街区 核=センターの概念は有効か?
コミュニティ・モール 歩車分離は常に良いか?考えること
街区構成 ダイアグラムにだまされないこと
・・・・・
これでやっと半分くらいという高密度な内容でした。
撮影データ
[1] FinePix F100fd (6.4mm) PTLens Program AE, ISO1600, WB Auto
« 空間デザイン論 田上先生講義「集合住宅とコミュニティ」 | トップページ | 止まったままのマンション工事 »
「大学の話題」カテゴリの記事
- オープンキャンパス2014(2014.08.02)
- 大橋キャンパス2号館改修(2014.04.03)
- 環境設計デザイン基礎演習(後半)1/20模型とCGによる空間分析(2014.02.02)
- 環境総合プロジェクト合評会(2013.08.01)
- 教員室の引っ越し(2013.07.22)
「建築・住まい・インテリア」カテゴリの記事
- 大橋キャンパス2号館改修(2014.04.03)
- オーガナイズド・セッション「実験室実験から実空間創造へ」(2013.09.01)
- 九州環境工学シンポジウム2013(2013.08.26)
- ソニービル(2012.04.26)
- 初めての羽田空港国際線ターミナル(2012.03.14)
「空間プロジェクト」カテゴリの記事
- 空間プロジェクト:商業施設「つなぐデザイン」(2013.07.29)
- 空間プロジェクト:商業施設「つなぐデザイン」(2012.06.04)
- 空間プロジェクト:住宅 最終合評会(2012.05.28)
- 空間プロジェクト:住宅 中間発表会(2012.05.07)
- 空間デザイン論 ランドスケープ・植栽について学ぶ(2012.04.23)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 空間デザイン論 赤川先生講義「集合住宅に関する都市計画と理論についての一考察」:
» 第3回 ARC250コンテスト開催 熱線カッターで建物を作ろう [熱線カッターで建築模型を作ろう!]
テーマは「熱線カッターで建物を作ろう」です。建物のジャンルは問いません。実在の建物やオリジナルのイメージ模型などを自由に表現した作品を募集します。 [続きを読む]
コメント