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空間プロジェクト 福岡の集合住宅見学

Space Project: A visit to Housing complexes
2009年6月8日

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設計演習「空間プロジェクト」の一環として集合住宅の見学を行いました。予定どおり,箱崎~城浜団地と周り,ネクサス香椎地区へ。表通り側でスティーブンホール棟と後からできたMJRマンションの壁面線・敷地境界についての説明をしてすぐに裏に回ります。2階の池に面した通路は外からは見えませんが,全体の構成と3階の共用廊下を見ることができます。

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レム棟とクールハース棟の間を通り,マークマック棟の角の広場を回って,石山修武棟へ。今回は1階共用部分の門の内側を見せていただくことができました。半地下になった駐車場と外部階段,外廊下の構成と造形がおもしろい空間です。また,ポルザンパルク棟敷地内の水路と緑地の構成もここからだとよくわかります。

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同じく石山棟内からセントラルガーデン側です。実は緑地でつながっています。ネクサス・ワールドの集合住宅群は,その間の空間こそが重要だったのに,戸建て住宅のように敷地境界を分断してしまっている様子がなんとももったいない感じです。唯一マークマック棟の裏をセントラルガーデン側へ抜ける通路だけは残っていますが・・・。ほかはすべて閉鎖されています。たとえばマークマック棟の階段を上ってガーデンへ抜け,セントラルガーデンに出るルートは階段は残っているのですが,鎖と鍵が接近をこばみます。ポルザンパルクの前庭から水路の橋を渡って,テンピエット棟のピロティをかすめて,イーストサイドに出るルートは,前庭にある「立ち入り禁止」看板がまず興ざめな上,イーストサイドとの間は生け垣で閉じられています。オスカー・トゥスケ棟の角にあるふたつの広場からは,裏庭に向かってゲートのように招き入れるデザインですが,10年ほど前にできた安っぽい金網状の柵で閉じられています。ネクサスワールドの管理組合が一体で,相互に通り抜けができたら,どんなだったろうと想像してしまいます。

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オスカー・トゥスケ棟を回って,後付の柵と門の解説をしつつ,オープンスペースの管理について考えてもらうことにします。そこからほど近いネクサス香椎の敷地内空間を体験して香椎浜東公園に抜けます。この空間は,これだけの規模の集合住宅ならではのものになっていて,設計と所有者と管理の組み合わせがうまくつくれれば15年たってもまったく問題ないという良い例でしょう。

さあ,これだけ見れば,きっといい設計ができるに違いない?

撮影データ
(共通)Olympus E-520, ZD9-19mmF4-5.6, F5.0AE, ISO100, WB Auto-2step(G)
[1]14mm, +0.3EV [2] 11mm, +0.3EV [3][4] 9mm, +0.3EV

新聞記事「細る資金あえぐ国立大」

From Newspaper: Reduced budget makes National Universities gasped
2009年6月8日

続いて新聞記事から。

 細る資金 あえぐ国立大
 法人化で毎年減「もう限界」
 カーペットでマウスパッド 電子顕微鏡を40年以上使用
 退職教員出ても補充できず

 大学は窮状主張し,提言を

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at 九州大学大橋キャンパス

やっと?国立大学の現状に関する記事を見かけました。昨日書いた「埋蔵金」の記事は政策面の記事,こちらは教育面。同じ新聞であるところが,理解に苦しむところです。編集者は大変でしょうが,もう少しなんとかならないのでしょうか。

さて,窮状の例の選び方はともかく,予算減で何が変わったかは多少は記事から読みとれるのでよいと思いました。ただ,研究予算の全体像を知らないとなかなかわかりにくいでしょうね。また一般の企業に勤めている方にはイメージしにくい部分もありそうです。

記事は「大学側からの提言や自己主張は乏しく,社会に窮状が伝わりにくい」としています。うーん,そうなんだ,国立大学協会があんなにいろいろ言っても,新聞もテレビもあまりとりあげてくれないように見えるんだがなあ。新聞に投書して,ということかもしれませんが,採用されるかどうかわからないものに時間を割くのもなんなので,とりあえずブログに書きましょう。

たとえば教育研究費に関する記述では「(プロジェクトに)採択されないと,年予算が50万円以下という教員も少なくない。」とあります。これが多いか少ないかは読み手によってずいぶんイメージが変わるでしょう。大学によってやり方が違うかもしれませんが,私の所属する部局のやり方だと,大きいものは次のような感じでしょうか。ちなみに私は応募したプロジェクトものは連戦連敗。研究を分担させてもらった予算で食いつないできた?感じです。

学会や研究会に参加するための旅費
 国内だと東京が中心のため遠方の大学ほど必要。国際学会も悩ましく,自費出張も。大学院生はもちろん自費。
備品やソフトウエアの更新や修理
 ソフトウエアは共同購入で多少救われているが,常に教育・研究の足かせに。
文献の購入費(学術雑誌の定期購読)
 ふつうの書籍はすべて自費購入。
論文の投稿費
印刷・コピー・ネットワーク経費など
 授業配布用も含む。研究室所属学生が増えるほど苦しくなるのが本末転倒?

予算があったら頼みたいけれど自分でやるもの
 すべての事務手続き,書類作成
 部屋の掃除
やるのはかまわないのですが,これがなければもっと学生の指導や研究ができるのに,と思います。法人化にいたる前から事務職員自体かなり減りましたし,教員側の事務分担割合はずいぶん増えました。

提言?
・競争相手と位置づけている国と同じくらいの公的予算を!(ずっと言われ続けていることです。主張に乏しいと言われてもねえ)
・予算配分に,人的資源の有効活用という観点を!
 たとえば文部科学省の科学研究費の採択率は1/5くらいでしょうか。応募時点で,誰が研究に参加するかを決めなくてはいけませんし,複数のプロジェクトに関わることには制限がありますから,極端に言えば予算の不採択=プロジェクトに不参加ということになります。仮に他のプロジェクトに分担者として入っていて確率2倍としても3/5が不参加となります。またその研究室にいる大学院生の力も活用されないことになります。他の分野のことはわかりませんが,私が予算を配分する立場だったら,応募時点ではプロジェクト・リーダーとテーマおよび研究計画だけで選定し,そのあと参加する研究者を選定したいと考えます。できるだけ多くの研究者がプロジェクトに参加した方が成果は大きくなるはず?
・大学院生にもっと予算を!
 修士課程の大学院生が年に1回学会発表するための旅費と発表登録費くらいは出ないものでしょうか。また博士課程の大学院生ならそれに加えて国際学会参加の旅費と参加費くらいは出ないものでしょうかね。多数の研究者と直接議論することは特に大学院生への教育効果としてはものすごく価値があると思うのですが。

撮影データ
[1] FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, ISO100, WB Auto

国立大に「埋蔵金」?

Burried treasure in National Universities?
2009年6月6日

朝日新聞朝刊にこんな記事が載っていました。

国立大「埋蔵金」3000億円 独法化で効率改善 財務省が「発掘」

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アパホテル博多の照明(本文とは関係ありません)

山口博敬記者の署名記事ですが,大学に在籍する者としてはこの記事はひどいと思いますね。本文を読めば財務省の考え方であることはわかりますが,数行くらいは大学側の(国大協でよいと思う)考え方も載せるべきですし,文部科学省への取材も必要なのではないでしょうか。

いろいろな見方があるという意味で私見を書きたいと思います。

「埋蔵金」という呼び方
 なぜきちんと報告されているはずの決算における繰越金を「埋蔵金」と呼ぶのかはまったく理解できません。記事を読む限りはどこかに隠されていたわけではなさそうで???

「予算が余った」?
 独立した法人として運営せよと求められた大学は,少なくともそのコンセプトにしたがって動いている(と説明されている)のであり,独立しているなら内部留保も必要ですし,世界の一流大学をモデルに大学が独自の基金をつくろうと努力しはじめたばかりなのでは。「予算が余った」のではなく涙ぐましい努力でようやく「残した」部分もかなりあるはずです。私はとても残せませんでしたが。金額についても,せめて全体の予算規模を書いて割合として大きすぎるかどうかを考えるヒントを与えてほしいですね。教職員+学生という大学に関わる人数もまったく意識されていないように見えます。

予算の効率運用
 ここは財務省と文部科学省・大学法人で平行線の議論を続けているようです。大学側からすれば「不十分な予算に対して,成果を最大化する」のが効率運用ですが,財務省は「文句の出ない程度の成果をできるだけ低予算で」と考えているように思えます。私は「予算をしっかり決めて,成果を最大化する」というのを原則にするのが目指すべき方向性だと思います。最終成果を確定することが不可能な「教育・研究」において可能な効率化は成果の最大化しかあり得ないのは自明だと思われるのですが・・・。

おまけ
いったん予算を決めるのに,そのあと入札で一番安いところを選ぶというやり方は「量」を重視する大量消費社会にはよいかもしれませんが,地球環境に配慮しながらよいものを持続的にストックしていく「質」を重視する社会には,まったくなじまないように思います。

撮影データ
[1] FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE+1.0EV, ISO400, WB Auto

城浜団地のリノベーション

Renovation of Shirohama Danchi (Housing)
2009年6月4日

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大学の設計演習「空間プロジェクト」で集合住宅の課題をやっています。その一環として見学会を予定しているので,担当の朝廣先生,井上先生と共に下見に行きました。見学コースは箱崎の団地,城浜団地(福岡市東区・市営),そしてネクサス香椎地区(福岡市東区)です。

日が長いのを幸いに,17:30ころ早めに仕事を切り上げて,私のクルマに同乗してもらい,城浜団地に向かいました。埋め立て地に開発された団地,おおむね5階建ての階段室型でエレベーターはなし,という高度成長期の団地の典型として見てもらおうというわけです。環境設計的には,容積率・建蔽率とも低く,年数がたっていることもあって,周辺のスペースや緑地などと住棟の関係はむしろ最近の開発と比べて良好だったりするところも見てもらおうという趣向。

行ってみると,おおむね予想どおりでしたが,想定外の収穫も。ひとつめは,一部リノベーションが始まっていることでした。UR(旧・住宅都市整備公団)の団地は,完全に建て替えというものが多いのですが,市営の方は意外にもリノベーションでした。階段室の外側にエレベーターが新設されています。

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もちろん,半階分は上るか下るかしなくては玄関にたどりつけませんが,そのくらいの運動なら望ましいというケースも多いと思われます。多くても10戸に1機のエレベーターというのはちょっとぜいたくかもしれませんが,長持ちさせれば良いですね。

他のリノベーションとしては,2戸の住戸を横につなげて1戸にしたものもありました。開口面が広くてこれまた快適そう。バルコニー部分のフレームは耐震補強かな?というものもありました。

城浜団地をゆっくり歩いてみておもしろかったのは,意外に立体的な部分があることです。島状に埋め立てていって後から水路をふさいだような感じになっており,水路を渡っていた橋がそのまま団地内道路になっていたり,水路の名残が緑地になっていたり,と予想以上に豊かな空間になっていました。こういう空間はつぶさないで,うまく使っていきたいものです。

撮影データ
(共通)FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, ISO200, WB Auto

LED調色照明装置に白色/電球色LEDを追加

Addition of White and Warm white LED to the Color control illuminating system
2009年6月4日

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大井研究室で調色・調光できる照明装置を使い始めたのは,RGBの蛍光灯を用いた器具の時ですから,もうずいぶん前になります。現在は,その蛍光灯システムと,その後導入されたRGBのLEDを用いたシステムの2種類が稼働しています。(くわしいことは,日本建築学会の論文集に掲載された論文を参照ください)

蛍光灯とLEDのシステムを比較する中で明らかになってきたのは,RGBのLEDのみを用いたシステムは,演色評価数で表示すると極端に低い値になる(演色性が悪い?)ということでした。そこで昨年度末に新たに白色と電球色のLEDを組み合わせたLEDヘッドをこのシステムに付け替えられるような部品として購入しました。

論文等で発表できるのはまだ先なので,とりあえず入れ替えてみた時の写真を公開。予算の関係で購入できたのはヘッド2個分だけなので,2セットある装置の中央をそれぞれ入れ替えてみました。制御プログラムも書き換えていないので,7個が同時に点灯しますが,Redと同じグループで白色LEDが点灯しているのがわかります。

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こちらはBlueと同時に点灯している電球色。電球色は2系統に分けて配置されているようでこれは半分しか点灯していない状態です。

スペック上は,白色や電球色の方がかなり明るいはずですが,一見したところは色のついた光の方が目立つのが視覚の不思議というところ。これから夏までは測定と制御データの収集となりそうです。

撮影データ
(共通)FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, WB Auto
[1] ISO 200, [2] ISO 400

インテリアに色のコントラストを生かす

Tips of color contrast in interior
2009年6月3日

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インテリアに彩度の高い色を生かすのはなかなか難しいものです。比較的試しやすいのは花でしょうか。黄色にアールト・デザインの花瓶のブルーの組み合わせ。うーん,ひさしぶり。花と花瓶が強い色での補色関係,葉とテーブルはそれよりは弱めの補色関係といったところでしょうか。

背景の緑色のランプは,VAIO TZの電源ランプです。

撮影データ
[1]Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6 (25mm) PTLens, F5.0AE+0.3EV, ISO800, WB Auto-2step(G)

大橋夕景

Evening sky of Ohashi Campus
2009年6月1日

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大橋キャンパスの私の部屋のバルコニーから撮影した夕景です。もうじきこういう写真は撮りにくくなる・・・(理由はまた後日)

撮影データ
[1] FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, ISO200, WB Auto

「空間プロジェクト 集合住宅」課題スタート

The first step of "Space Project: Housing complex"
2009年6月1日

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住宅の課題が終わり,今週から集合住宅。敷地は大学からほど近い大橋団地です。昨年はグループごとにコンセプトを決めて,個人の設計はその一部でしたが,今年は全体を各自が設計する課題としました。いきなり規模が大きくなりますが,設計しきれるか?

まずは全体のボリュームをつかんでもらう必要があるので,低層,中層,高層それぞれのタイプで住棟を配置し,どのような外部空間をつくるか,という課題から始めました。敷地面積は10000平方メートル強,最大建蔽率は60%なので,中層・高層では容積率規制いっぱいの200%,低層では150%を目標に,というものです。

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思い思いの制作風景。

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提出された模型は,TAが撮影して記録します。

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本日のメインは一番自由度の高い中層についての講評。次週以降に向けての構想はかたまったでしょうか?

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撮影データ
(共通)FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, WB Auto
[1] ISO400, [2] ISO800, [3] ISO100, [4][5][6][7] ISO200, [8] ISO400

博多駅前の様子

Recent view in front of Hakata Station
2009年5月29日

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高校時代の同級生が福岡に出張してくるというので,15年ぶり?に食事でもしようということになりました。宿泊先が博多駅の近くだというので,これまたひさしぶりに博多駅へ。博多口は駅ビル工事の真っ最中です。今時の工事なので工事現場の外観は一応きれいに見せています。写真はバスセンター側から撮ったもの。正面左寄りが中央郵便局。最近の報道では,商業ビルに建て替えるのだとか。

福岡は空港が市内にあるため,他の都市よりは高さ制限が厳しく,なんとか街が保たれていると感じます。そのためにも空港が移転してもらっては困る?都市のデザインが市民の意向を基に,専門家が行えるようになる日は来るのでしょうか。商売したい人は,できあがった都市の形というルールの上で競争すればじゅうぶんだと思うのですがね。

右寄りの赤っぽい外壁が,磯崎新氏設計の元・福岡相互銀行(現・西日本シティ銀行)。こういう,一応まともな建物が残るような社会になるようにお互い努力したいものです。

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これが新しい時代の「駅舎」の工事だったらどんなにいいことでしょう。現実には,駅とは名ばかりの,商業ビルがまたひとつ,ということになりそうです。ふりかえって見れば,京都駅は滑り込みセーフだったのかもしれません。

当面,福岡は都市空間よりも食かなあ。

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撮影データ
(共通)FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, WB Auto
[1] ISO800, [2][3][4] ISO400

「空間プロジェクト:住宅」講評会

Jury of Space Design Project: House
2009年5月25日

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空間プロジェクト:住宅の課題は,3回の即日設計,中間講評会,さらに2度のエスキース・チェックを経て,あっという間に講評会です。プレゼンテーションにおける今回の課題は「図面表現を確立する」ということだったので,いろいろな制約条件を課しました。

・用紙は必ずA1判(つぎはぎ不可)
・CAD出力は用いない。手描きインキングの大判コピーに着彩を標準とする
・プレゼン用模型は作らない(スタディ模型を説明に使ってもよい)
・平面図,立面図,断面図のほか,敷地周辺までを含む配置図,断面図,隣戸を含む連続立面図,内外観パース

当日の様子は冒頭の写真のようです。今年の非常勤講師全員が勢揃い。
 石田壽一(東北大学,H19年度まで環境設計学科教員)
 清家剛(東京大学)
 赤川貴雄(北九州市立大学)
 高橋浩伸(木鶏建築研究所)

今回は3種類の住宅がありますので,同種のものを4~5作品ずつパネルに貼って,それぞれの学生が全体コンセプトなどを約1分ずつ発表。その後まとめて20分ほどの講評という進行。今年は新たな試みとして,標準的な制作スケジュールを提示し,毎週のようにミニ講評または個別エスキースを全員にやりましたので,教員側はかなり大変でしたが,その分作品のレベルは底上げできたように思います。

3種類の住宅のうち,私が出題した条件のもので印象に残ったのは次のふたつ。ひとつめは立体的な構成が光っていました。

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もうひとつは,周囲の視線を制御するという課題に対して,斜めの壁を建物周囲に巡らし,その外側を回ってアプローチするというもの。

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ひとまず2年前期の前半の課題はこれで終了。まずまずいい雰囲気で進んでいますので,後半の「集合住宅」が楽しみです。

撮影データ
(共通)FinePix F100fd (6.4mm) PTLens, Program AE, WB Auto
[1][2] ISO 400, [3] ISO800

空間デザイン論 石田壽一先生講義「空間と光(1)」

Space Design Theory Lecture by Prof. Toshikazu Ishida "Space and Light"
2009年4月30日

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九州大学芸術工学部環境設計学科の「空間デザイン論」「空間プロジェクト」の一環として,非常勤講師をお願いしている石田壽一先生(東北大学)の講義がありました。(紹介が遅くなりました)

前半は建築設計とは何か,というところから。外在する外側の条件と,設計者に内在する自分の判断から,調停された創作者としての設計原理をいかに導くかというお話。大橋キャンパスからほど近く,すぐに見に行くことができるFLOP YumeRの設計プロセスを具体的に見せながらわかりやすく解説されました。

ここの敷地は四隅がかきとられた変形十字形で,そこに100m2の練習場を含む多目的スペース,こどもプラザ,九州大学サテライト,さらには駐車場などをおさめるという条件です。条件を満たすだけでも大変ですが,それだけでは設計とは言えません。ここではいろいろな利用者にとっての都市の廊下,縁側のような空間を構想したと言います。ゆるやかな境界で内外を分けた廊下的な空間(inside outside threshold device),駅から大橋キャンパスへの廊下ともなります。

外在条件としてさらに,限られた予算,短い設計期間も加わります。そこでプレファブのL字型壁面の組み合わせで曲線を構成することが考案されました(最初の写真)。これを組み合わせて廊下の形がスタディされ,最終的に半径の異なる円弧ふたつの平面をもった建築が生まれました。この設計では,さらに施工や廃棄物のことも考慮してアルミ材が多用されています。

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福岡市のつくった初期案は,3つの用途の建物をばらばらに並べただけのもので,一方向のみのアプローチだったとか。この状態から「都市の廊下」というコンセプトに持って行くところまでが大変なので,さまざまなせめぎ合い,完成からは見えない裏のプロセスがあるということです。

次にコンペ案を例にした説明がありました。同心円の板を重ねたような床と天井を持つもので,段差のライズとピッチが変わることで,複雑な形状を実現しています。つまり複雑に見える形状を,ごく単純な原理で実現しているということです。このような「つくり方」はコンペの要項(外部条件)には書かれていないわけであり,設計者の内側から建築メッセージを考えることが必要なのです。

後半は,有名建築を題材に「空間と光」について語られました。
 ル・コルビュジェ ロンシャンの教会
 OMA Seattle Museum
 ヘルツォーク Signal Box Renovation,ガラスとシルクスクリーンのルーバー
 バラガン

そして石田先生のFLOP(Yume Rでも用いられたユニット)。上の写真でもわかるように,影を直接描くのではなく,ストラクチャーでどう陰影をつくるかということです。昼だけでなく夜の表情も重要です。問われているのは光の造形。

このあと,ル・コルビュジェ,ミース,ライトの違いについて配布プリントを使いながら説明が。

ライトについてはグッケンハイム美術館が示され,天蓋をフィルターとした和らげられた光,大きな光のかたまりとしての扱い。同じようにエルキンスバーグのシナゴーグもフィルターによって外光を操作して,内部に柔らかい光を取り入れています。トップライト部分は二重になっていて直接空は見えないわけで,初期のユニティチャーチの頃からの間接的なトップライト。

ミースについては,有名なガラスタワーのコンセプトスケッチ。そしてシーグラムビル,麗句ショアドライブ・アパートが示されました。反射光を重視したものとしてバルセロナ・パビリオン。石の反射,水の反射を用いて,実像と虚像の両方を見せています。素材の選択も,表面の鏡面仕上げもル・コルビュジェと好対照。このような硬質な空間に有機的な彫刻などが配されています。そしてブルノにあるトゥーゲンハット邸。初期の作品ですが赤い石に太陽光が反射するなど,反射が多用されています。ヨーロッパ人にとっては石とガラスは近いものであり,それらの色にはこだわりがあることが指摘されました。

このように,いろいろな例を見て,設計の手がかりにしてほしいというのが石田先生のメッセージで,建築家のスタイルが感じられるのは,内在的な原理があるからだ,ということを強調されていました。

撮影データ
(共通)FinePix F100fd PTLens, Program AE, WB Auto
[1] 8.1mm, ISO 800 [2] 11mm, ISO1600

人間・環境学会(MERA)総会・大会

Annual Meeting and Conference of MERA
2009年5月23日

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人間・環境学会(MERA)の第22回総会・第16回大会が武蔵野大学で開催されました。新型インフルエンザ騒動のさなかでしたが,WHOやCDCの情報からすると問題なかろうという判断でした。当初の予定では,行動場面研究で著名なA.ウィッカー教授(米国クレアモント大学)によるキーノートスピーチから始まってミニシンポジウムというのが目玉でした。残念ながら直前になってウィッカー先生が来日不能となってしまいました。これに代わりうる予備の企画などあろうはずもなく,すでに先生が作成されていたスライドと原稿を基に,通訳を担当する予定であった南先生(九州大学)が代読(+解説)を行うことに。南先生は何度もウィッカー先生の講演通訳などをされていますので,これ以上の適任者はいないとも言えます。

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ミニシンポジウムの方は,平田乃美先生(白鴎大学),山田あすか先生(立命館大学),高橋直先生(東京都市大学)という比較的若手の先生方による自身の研究紹介を基にした問題提起であり,ウィッカー先生にコメントいただくはずでしたが,これは不可能であったので,会場からの質疑・コメントでの進行となりました。

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お昼には運営委員会が開催されました。時間がないので昼食持ち込みです。幸い,三鷹駅においしそうなお弁当屋さんがありました。

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午後は,口頭の研究発表会とポスターセッションでした。武蔵野大学は,女子大時代に前の五日市街道をよく通ったはずですが,キャンパスに入ったのは初めて。緑の多い落ち着いたキャンパスでした。三鷹駅からのバス便もまずまず。

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撮影データ
(共通)FinePix F100fd, PTLens, Program AE, WB Auto
[1][2]6.4mm, ISO400 [3]14mm, ISO800 [4]16mm, ISO800 [5]13mm, ISO400 [6][7][8][9]6.4mm, ISO400

ガラス器と照明

A Glass plate and illumination
2009年5月17日

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わが家に新しいガラス皿が登場したので,さっそく撮影。単にテーブルに置いただけですが,光源の小さいダイクロビーム電球のペンダント照明なので,きらきらした感じがきれいに出ています。

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写真用の照明ではなく,そこにいる人間のための照明なので,それなりに高感度撮影となります。(ダイクロイックビーム電球75W下面開放のペンダントが2灯,テーブル面からの距離75cm,約50%調光)

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撮影データ
(共通)Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6 (25mm) PTLens
F5.0AE, ISO800, WB Auto-2step(G)
[1]-0.3EV [2]-0.7EV [3]0EV

オリンパスE-520での撮影手順

Exposure compensation tips for Olympus E-520
2009年5月15日

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Olympus E-520 ZD14-42mmF3.5-5.6 (25mm) PTLens
F5.0AE+0.7EV, ISO800, WB Auto-2step(G)

デジタル一眼レフカメラのオリンパスE-520については,色調の調整と,階調モードについて以前に書きました。色調については,基本的にまったく同じ設定で使い続けていますが,露出の方はけっきょく階調モードは多用せず,むしろ昔のやり方に戻ってしまいました。覚え書きを兼ねて,現在の撮影手順を記します。

1) 電源ON
2) と同時に露出補正ボタンを押しつつ撮影対象を見て補正値を決める
  決め方は単純で画面内の平均的明るさを明るめにしたければプラス,暗めにしたければマイナス
3) 背面液晶で補正値の確認・設定
4) おおむね撮りたい画角へズーミング
5) 上記をほぼ終えた頃にファインダーをのぞいて撮影

6) 背面液晶で再生し明るさと色を確認
7) 3~5倍程度に拡大してフォーカスを確認

けっきょく撮影まではマニュアルのフィルムカメラと似たような使い方をしてることになりますね。確認作業はデジカメならでは。

測光方式はほとんど評価測光のみ,仕上げはNATURAL,階調AUTOはほぼONのまま。

ちなみにフォーカスにはAFを使いますが,カメラの能力に合わせて?中央一点のみしか使いません。ファインダーには1.3倍のマグニファイアーをつけっぱなしですが,幸い相性がいいのか,フォーカスもじゅうぶん確認できます。ファインダー内表示は見にくくなりますが,上記手順だとほとんど見ないので・・・

相変わらず気に入って使っています。

LED照明の最新技術と照明器具への展開(照明学会九州支部総会・記念講演会)

Annual Meeting and Special Lecture of the Kyushu Branch of Illuminating Engineering Institute of Japan
2009年5月12日

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FinePix F100fd (16mm) PTLens
Program AE, ISO400, WB Auto

5月下旬は,各種学会の総会シーズンです。このため,その少し前に支部総会が行われることが多いようです。総会だけだとなかなか人が集まりませんので,講演会や表彰式などのイベントも同時に開催することになります。照明学会九州支部もこのパターンで,だいたい講演会,そして優秀照明施設賞九州支部長賞の表彰式がセットで行われます。

今年の講演者は,LED照明推進協議会の下出澄夫氏。照明用LEDの現状,とくに最新の蛍光灯その他との比較における有利不利などはなかなか正確な情報が得られませんので,大変貴重な講演であったと思われます。

LEDはまだまだ発展途上,有機ELとの棲み分け,現状では蛍光灯が有利な場合もあること,道路照明の法令との非整合,さらには電気安全法の対象になっていない(法令への追加運動を展開中)ことなどなど。安全性の問題など,良心的なマスコミがもっと取り上げても良さそうですが,現状では事故でもない限り期待できないのかもいれませんねえ。

JCOMセットトップボックスの不良?交換

Exchange of  a JCOM (CATV) Set Top Box due to Some defection?
2009年5月10日

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Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6ED
F5.0AE, ISO 800, WB Auto-2step(G)

わが家ではマンションのアンテナの関係もあり,JCOM経由でCSチャンネルを視聴しています。録画機能などにたくさん不満はありますが,一応割安。ところが11月頃から,画像と音声が止まったり,とぎれたりという症状が頻発するように。最初は衛星からの受信状態かと思ったのですが,天候の良い時にも起こるし,有料放送だと思うとちょっと放っておけません。とは言うものの,JCOMの問題か,はたまたマンションの共聴設備の問題かがわからないので,どこから手をつけようか迷っているうちに3月に。

ところが4月から,ふだんF1をよく見ているフジテレビのCSチャンネルが再編され,契約の変更=ちょっと値上がりということになりました。HDチャンネルが増えても画像がフリーズするのでは意味がありません。Webサイトを見ると,大学の最寄りの大橋駅近くにショールームがあることがわかったので,新チャンネルの確認もかねて話を聞きに行くことにしました。先に録画機能付きのセットトップボックスについて聞きましたが,なぜかブルーレイディスクへのムーブは保証しない,と言います。少なくとも仕様上OKを出してくれないとなかなか手を出しにくいと思うのですが。せめてお試し期間があればねえ。

レコーダーはやめて,映像とぎれの方の症状を説明し,マンション名などを告げたところ,オンラインデータ上「系統NG」との記録があるといいます。そんな話,初めて聞いたぞ。であれば早速管理組合経由で調査を依頼せねばなりません。でも管理会社も含めて,よくわかってないからなあ・・・。

さて3月末になって,フジテレビNEXTの試験放送が始まりました。これをアナログライン入力で外部レコーダーに録画するとどうなるか試します。ところが試験放送では電子番組表がまだ全部「試験放送中」となって一番組を予約することができません。しかたがないのでSTBの電源は入れっぱなしにして,レコーダーの方だけ録画予約。ところが・・・

この状態だと,映像音声ともとぎれが出ないようです。これはいったい???

5月になって一度調査が入り,住戸内端子まで信号は問題なさそうだ,ということになりました。調査員の診断は,どうもSTBがあやしい,とのこと。これは電源を入れっぱなしだと症状が出にくい?こととも符合するようです。

最終的に,STB交換が行われました。機種は前とまったく同じもの(Panasonic TZ-DCH500)。それ以後は,ふつうに予約しても今のところ症状は出ていません。やっぱりSTBの不良だったのでしょうか。そういえば説明書にはパナソニックのレコーダーであればiLink接続できると書いてあるのに以前試した時は一度も成功しませんでした。ひょっとしたら関係あるのか?なかなか優先順位が低く未だに試していませんが・・・

VAIO Type Tのバッテリーがいつの間にか認識不能に

A battery of VAIO Type T has become unrecognizable
2009年5月7日

私のメインPCがノート型になって10年。数年前からSONYのVAIO Type Tを使用するようになり,現在のメインマシンはVGN-TZ91NSです。ひとつ前のものをバックアップ用に残してあり,こちらはVGN-TX91PS。

先日,知人たちに旅行の写真を公開するために,オンラインストレージにアップロードする際,メインマシンでやると作業効率が落ちるので,久しぶりにTXの方を引っ張り出しました。ふだん使用しているACアダプタは1個なので,TXにアダプターをつないでしばらくアップロード作業を行い,TZのバッテリーが減ってきたので,アダプターを差し替えました。すると・・・TXが消えちゃった。

さすがにそろそろ充電が完了していてもおかしくないタイミング。しかも電源ボタンを押しても反応なし。ACアダプターをつなぎ直し,電源ON。あれっ?充電完了していないなら電源ランプが点滅するはずなのに,光らないぞ。コントロールパネルから電源の状態を見てみると・・・バッテリーが認識できません???

こういう場合にいつもやるようにWebで検索してみると,ありました。バッテリーが認識できなくなったという人がたくさん。修理に出して,けっきょくだめというのが多いようです。これはまずい。バックアップ機だからまだ良いけれど,メインPCで起こったら,とってもまずい。

以前はバッテリーの持続時間が短く,予備バッテリーを必ず購入して持ち歩いたりしましたが,最近は持続時間に問題がないので,VAIOになってからは追加購入はしていませんでした。しかたがないので,TX用とTZ用を各1個ずつ購入しました。ちなみにTXはバッテリーを差し替えたら何事もなく充電を開始し,ふつうに動いているようです。

追記
・VAIO TZでは以前,定期的にブルーバックエラーが生じていましたが,ここ半年ほど見かけないようです。何かが落ち着いたらしい。

・VAIO TZではWindows Updateが更新を認識できなくなったままです。更新日時のレジストが壊れているか何かのようで,Web情報によればインストールDVDを使用してWindowsの再インストールが必要らしいとのことなので,次のバックアップ用ハードディスクを購入するまでお預け。どのHDDも空きがなくなりつつあり,どれか消しながら・・・ではバックアップの意味がないから。

大橋キャンパスの光景

Visualscape of Ohashi Campus
2009年5月7日

S090507184022_pt
FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 200, WB Auto

大橋キャンパスでは空がきれいに見えます。それは大学の建物で囲まれた中庭空間だから。スカイライン(建物の上部輪郭)が美しいのです。

S090507184135_pt
FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 100, WB Auto

設計でねらったのではないと思われる光も。2号館の階段を下りていて見かけたきれいなライン状の光。

S090507180316_pt_2
FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 200, WB Auto

S090507180325_pt
FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 200, WB Auto

向かい側の5号館入口の45度ふれた壁で反射した西日が網入りガラスの縦線だけを床に映していたのでした。

オリンパスμ1060

Olympus mju 1060
2009年5月6日

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Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6ED (24mm)PTLens
F5.0AE, ISO800, WB Auto-2step(G)

S090508173618_pt
F5.0AE-1.0EV

わが家のカメラとして新しくオリンパスmju1060が加わりました。家族が選んだものです。色はホワイト。最初はピンクを各種ながめていましたが,あまりいい色がないのと服などとの合わせやすさでホワイトにしたみたい。予算が2万円だったらしく,新機種だとかなり選択肢が限られるため,昨年モデルで価格の見合いそうなものも紹介して選んでもらうことにしました。昨年9月発売のモデルなので,カタログからは落ちているし,在庫のある店も少なく,けっきょくアマゾンで購入。

「カメラ」としてみると,非常に不思議な感じですが,女性が持ち歩いて日常を記録する装置として見ると,なかなか良くできているなと感じます。なんといっても液晶がきれい。

第6回ルクス・パシフィカ旅日記・バンコク(4)ジム・トンプソン ハウス

Travel sketches at 6th Lux Pacifica (Bangkok, Thailand) Part 4
2009年4月26日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 400, WB Auto

タイシルクの有名ブランドらしいジム・トンプソン。タイが気に入って一人で住み着いてしまったという彼のかつての自宅は蒐集品とともに博物館として公開されています。建築家でもあったということですが,タイ様式に西洋式が合わさったような建物です。写真中央に見える入口が玄関。タイ様式では1階に居室はないいわゆる高床式で外階段を上って玄関となるのだそうですが,ここは西洋式に1階に玄関があり階段は屋内にあります。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 800, WB Auto

屋内は勝手に見て回ることはできず,必ずガイド付きです。各国語があるようで,この方は日本語ツアーのガイド。ふつうと逆?で日本人は少なく,英語ツアーの方が満員のようでした。居室部分などは展示品を含めて撮影禁止なので,写真は1階のピロティ部分のみです。

S090426122347_pt
FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE-0.7EV, ISO 800, WB Auto

同じ敷地内にはショップがあって買い物もできますし,気持ちのいいレストランもあります。味もなかなか。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 800, WB Auto

S090426130444_pt
FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE+0.7EV, ISO 800, WB Auto

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 400, WB Auto

第6回ルクス・パシフィカ旅日記・バンコク(3)川からの夜景

Travel sketches at 6th Lux Pacifica (Bangkok, Thailand) Part 3
2009年4月24日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO3200, WB Auto

ルクス・パシフィカのカンファレンス・ディナーはボートに乗って夜景を楽しみながら川をさかのぼって川沿いのレストランへ,というものでした。けっこう明るくライトアップされているとはいえ,ボートは揺れるし,ふだん使わないISO3200までカメラの感度をアップ。王宮とワット・プラケオは夕方で閉まるのですが,ライトアップされています。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO1600, WB Auto

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO3200, WB Auto

レストランの桟橋から見ると,左に王宮とワット・プラケオが,右にワット・アルンなどが見えています。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO3200, WB Auto

レストラン内部も照明はごく控えめ。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO3200, WB Auto

朝日に輝くのは見られなかったワット・アルン。ライトアップも似合います。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO3200, WB Auto

ワット・カンラヤナミット。ガイドブックには取り上げられていませんが,夜景は一番きれいでした。

第6回ルクス・パシフィカ旅日記・バンコク(2) 王宮とワット・プラケオ

Travel sketches at 6th Lux Pacifica (Bangkok, Thailand) Part 2
2009年4月23日

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Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6ED(14mm) PTLens
F5.0AE, ISO100, WB Auto-2step(G)

初日は時間があったので,シーロム通りから王宮方面に行くことにしてタクシーを拾いました。最初にとめたタクシーはなぜか王宮を理解してくれない(英語,タイ読みとも)。次のタクシーにはタイ読みがあっさり通じたのはなぜ?ちゃんとメーターも動いていて,B80ほどで着きました。

門を入って進みます。美しい芝生の広場の向こうにワット・プラケオが見えます。がら空きのチケット売り場でチケットを買います。2008年6月のガイドブックからは値上がりしています。最初に博物館に入り,そのあと順路にしたがって寺院・王宮とまわります。王宮方面の入口で気づいたのはタイ人は無料ということ。なるほどチケット売り場がすいているわけだ。

博物館で感心?したのは,展示台にエアコン吹き出し口があること。暑いところから入ってきた身にはこれが何よりうれしい。エメラルド仏のレプリカ3体が並んで飾られ,うち2体が金色の衣をまとっています。今は暑季なので暑季の衣は当然本堂で仏様が着ており,雨季と寒季の衣が展示されていました。

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Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6ED(14mm) PTLens
F5.0AE, ISO100, WB Auto-2step(G)

ほとんどの建物の外観が金箔で装飾されているのに,それほど派手に感じないしまぶしくもないののはなぜでしょう。太陽高度が非常に高いせいでしょうか。本堂テラスから内側は写真撮影禁止。エメラルド仏はかなり高い位置にあり,手前からおそらくビーム電球でライトアップされていますが,照明デザインとしてはうまくできておりいやな影やグレアはありません。天井から下がっているシャンデリアはウィーンなどおなじみの形。なおエメラルド仏は建物外からも見えるので,望遠レンズがあればここから撮影することができます。

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Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6ED(42mm) PTLens
F5.6AE, ISO100, WB Auto-2step(G)

壁画などは常に修復維持されているようで,足場を組んで描いている職人を複数見かけました。この日は気温38度。あまりに暑く,王宮の方は建物外観をちょっと見たのみ。

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Olympus E-520, ZD9-18mmF4-5.6ED(9.0mm) PTLens
F5.0AE, ISO100, WB Auto-2step(G)

門を出るとタクシーが並んでいるので,行き先を告げるがどうも様子がおかしい。別のホリデイ・インと勘違いしているのかと思ったら,そうではなく値段をふっかけているのでした。メーターでB80ほどのところにB350と言うかねえ。となりのタクシーにもきいてみるとこちらはB200だと。流しをつかまえた方がよさそうです。ところが・・・シーロム方向の車線で停めてみると,メーターの動いているタクシーも動いていないタクシーもシーロムには行きたがらない。日本ではたしか違法ですが,こちらではタクシー運転手にも行き先を選ぶ権利がある?しかたがないので,王宮から離れることにして5分ほど歩いたところで走ってきたタクシーを停めます。これもメーターは壊れているのか表示されていませんが,B100でどうだときくとちょっと考えてOKといいます。走り出してわかったのは,夕方になるとかなり渋滞が激しいということ。それでメーター営業はしたがらないのかもしれません。かなり時間もかかったのでチップを追加することにしてB120出したら大変喜ばれました。これに味を占めて?次も良心的に頼みますよ。

第6回ルクス・パシフィカ旅日記・バンコク(1)

Travel sketches at 6th Lux Pacifica (Bangkok, Thailand) Part 1
2009年4月22~23日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

ルクス・パシフィカのため,初めてタイのバンコクに行きました。学会以外の旅日記も記しておきましょう。昔はバンコクの交通事情は最悪と聞いたことがありますが,今ではそれほどすごくはないようです。といっても日本とは大きく違い,南方系?の人が歩くかわりにクルマが動いているという感じ。クルマ同士の間隔は経験した中ではカイロ(エジプト)の次に近い。

さてバンコクの空港に到着して,空港の売店で500MLの水をB1000札で買って小額紙幣をつくりました。空港から出るとパブリックタクシーの案内所(屋台?)があり,ここで行き先をつげて紙に書いてもらい,先へ進むとタクシー運転手が行列しており,そこの係にさきほどの紙を渡すと先頭の運転手がクルマへ案内してくれるというスタイルです。手数料B50で,確実にメータータクシーに誘導する形。乗り込む時に気づいたのは,タイは右ハンドルの国だった。イギリス系?途中の高速代をその場で客が払うのが新鮮でした。最初にB25,次にB45。運転手にB100札を渡しておけばおつりをくれます。

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Olympus E-520, ZD9-18mmF4-5.6ED (9.0mm) PTLens
F5.0AE, ISO800, WB Auto -2step(G)

開催場所が急遽変更になったこともあって,会場は市内のホリデイ・インでした。初めての街なので宿泊もホリデイ・イン(シーロム通り)としました。空港からはタクシーで30分ほどでHoliday Inn Silom着。チェックイン時にチェックアウト予定を訊かれたので,飛行機は夜だからできるだけ遅くと頼むと,4時まではOKとのこと。ベルボーイが部屋まで案内するがチップはなくても大丈夫でした。部屋はなぜか丸窓ですが室内からはとくに不自然さはなし。インターネット接続(システムはDocomoのもの)は別料金でした。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO400, WB Auto

水に気をつけた方がよいとはよく言われることですが,客室の洗面所にはボトル・ウォーターが用意されていましたので,歯磨きなどにはこれを使いました。上海と違って水道水もにおいなどが気になるようなことはありません。

せっかくだからおいしいものを食べようと,昼食場所を探します。バンコク市内は開発スピードが速いようで,ガイドブックにあるはずの店がない,というのをいくつか経験して,結局シーロム通りから少し入った「タンイン」という宮廷料理の店というのに入りました。道路沿いの塀などはまったくつまらないのですが,中に入ると別世界というのはよくある話です。料理は大変おいしく,満足。一人だったのでいろいろ試すわけにはいきませんでしたが。

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Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6ED (14mm) PTLens
F5.0AE, ISO200, WB Auto -2step(G)

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Olympus E-520, ZD14-42mmF3.5-5.6ED (14mm) PTLens
F5.0AE, ISO100, WB Auto -2step(G)

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

第6回ルクス・パシフィカ(バンコク)

6th Lux Pacifica at Bangkok, Thailand
2009年4月23~25日

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FinePix F100fd (7.3mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

4年に1回開催されるルクス・パシフィカ(環太平洋照明会議)が,タイのバンコクで開催されました。もともとはロシアのハバロフスクで開催される予定だったのですが,ロシア照明学会の事情により急遽変更されたものです。けっきょく事務局は前回のオーストラリア開催に続いてProf. Warren Julian(と奥様)がほとんどを引き受けた形であったようです。毎回日本からの参加数は多く,日本国内で投稿論文の審査や発表のとりまとめも分担するので,私も少しだけお手伝いしました。最初の写真はレセプションでのWarrenの開幕スピーチです。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

キーノート・スピーチはタイの研究者によるタイの遺跡保全に関するもの,そしてオーストラリア出身の研究者による偏頭痛の要因としての照明環境について。ポケモン事件も出てきましたが,ほぼ10年後にイギリスではロンドンオリンピックのCMで同じようなことが起こったらしく,一般レベルでの情報共有の難しさを伺わせました。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

2007年のCIE大会(北京)で会ったSteve Fotiosがイギリスから来ていました。タイからの留学生が何人もいるので発表することになったようです。エネルギッシュで主張の強い人。スペクトルや色温度と評価の関係を扱っているところが重なるのですが,研究の目指すところはだいぶ異なるので,こちらの意図を理解してもらうには時間がかかりそう。彼のは実験心理学的にはとてもきちんとしていますが,現実の場面との関係にはあまり興味がないようで。ただ国際会議ではあまりつっこんだ議論がない中で,久しぶりに議論した感じでおもしろかった。

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FinePix F100fd (22mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

日本では照明業界はLED一色ですが,世界的にはまだまだ。日本における白色LEDの現状はそれだけで興味深い発表になるようでした。正確な情報が直接発信されるのは良いことです。

ハト問題

Dove issue
2009年4月21日

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FinePix F100fd (20mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

空間プロジェクトの演習中に,TAの大井研大学院生から,相談がありました。「ハトが巣を作っているんですが,なんとかできませんか?」「は?はと?」

大井研究室のある4号館の学生の間でどうしよう,と話題になっているとか。大井研は4階ですが,ふだん人の通らない5階から屋上に上がるところとか。(なぜ5階の学生がさっさと先生に言わなかったかはいまだ謎)

さっそく見に行ってどこかなあ,と近づいたところ,突然足下からハトが飛び出してぎょっとしました。よく見ると写真のように学生の演習作品?の奥に巣,その中に卵・・・(F100fdではこの構図でこれ以上ピントを合わせられません)。吹き抜けの上の方に窓があり,手が届く高さではありませんが,開いたままになっていてそこから出入りしている様子。野鳩はたくましいなあ,昔の記憶では伝書バトはガラスが見えなくてぶつかる(=大けがor死ぬかも)ので,室内に飛び込むと大騒ぎしてつかまえ,外に連れ出したものですが。

その後,私が出張している間に巣は撤去されたそうです。

空間デザイン論 朝廣先生講義「建築と緑」,高橋浩伸先生作品紹介

Space Design Theory Lecture by Dr. Asahiro and Dr. Takahashi
2009年4月20日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO800, WB Auto

設計演習「空間プロジェクト」とセットになった講義科目「空間デザイン論」,2週目の講義は朝廣先生による外構設計,建築と緑の話と,今年から非常勤講師として加わった高橋浩伸先生による住宅作品紹介と住宅設計にまつわるエピソードでした。上の写真は高橋先生による作品紹介。

朝廣先生の講義には興味津々。学生時代にはなかった内容ですし,環境設計学科の空間デザイン論としてこんなに楽しく聞ける学生はなんと幸せなことでしょう(そこの君,なんで眠っているの,もったいないなあ)

このあと,授業で参考文献となった瀧光夫著「建築と緑」および参考文献の後継らしき豊田幸夫著「建築家のためのランドスケープ設計資料集」を早速注文して購入しました。教員として気になるのは,45人の学生のうち何人くらいが本を読もうとしたか,ということなのですが。

おまけのmemo(自分用)
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Lecture090420_2
Lecture090420_3
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SUMIKAプロジェクト 見学

Visit to houses of SUMIKA project
2009年4月16日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO400, WB Auto

東京ガスが「プリミティブな住まい」をテーマに伊東豊雄氏を中心にプロデュースしたSUMIKAプロジェクト(宇都宮)を見学してきました。

出張の前に,いつものように日経アーキテクチャーの記事で予習してメモします。この時に気になった点は忘れずに現地で確認。

伊東豊雄 パヴィリオン

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
ProgramAE, ISO200, WB Auto

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パヴィリオンの大テーブルの下にはガスヒートポンプ室内機が設置されており,基礎内のダクトから窓下の吹き出し口につながっています。テーブル自体はまずまずですが,天板に手をつくとかなり振動を感じるのが気になります。室内機は床に直置きされていますが,これは防振が必要でしょう。また吹き出し口はなぜか東西の2面にしかないのですが,吹き出しのない2面に近い方は冬はかなり寒いそう。なぜ吹き出しをつくらなかったのでしょうか?周囲に目を向けると,元々あった山桜の根元のマウンドも元々あったそうです。池も汚いものがあったのをきれいにしたそう。入口に架構と同じ六角形をボロノイ分割した形の敷石がありますが,入るときにはまったく気がつきませんでした。

西沢大良 宇都宮のハウス

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO400, WB Auto

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プリミティブといえば,たしかにそうですが,ふつうの人は住めないでしょ。で,堂々と住む人がいたら,周りは困るんじゃないかなあ。いや,コンセプトは天井からの太陽を感じることだから,限定的な時にしか壁は開放できないことをねらっているのかも。でも夏は暑いだろうなあ。見学時にトップライト下の床はかなり暖まっていたので,なぜパッシブソーラーにしなかったのかと不思議でしたが・・・

藤本荘介 House before House

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE+1.3EV, ISO100, WB Auto

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宇都宮のハウスととなりの敷地には遊具のような住まい。内部空間はごく狭く,そういう意味では原始的。隣の民家と塀がいい雰囲気で,塀にそって奥まで行くとお風呂がのぞき込めるという・・・東京ガスがつくるのなら,建築家のアイディアは良いとして,パネルが冷暖房を兼ねるとか,いろいろやりようはありそうなのに・・・これも不思議。

藤森照信 コールハウス

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO400, WB Auto

焼き杉ハウスなどでおなじみの藤森モチーフを凝縮したような家。藤森先生のイメージは洞窟だと聞きますが,ここでもそれは理解できません。原始,洞窟に住もうとした人間は中が暗く外からは見えにくいのに自分たちからは外が見えることを良しとしたはず。また洞窟の入口はわかりにくいほど良かったはずです。藤森洞窟はこの基本的なふたつの条件にまったく合致しないのが不思議です。屋外のはしごは茶室への入口ですが,外部のはしごには,靴を脱ぐというアフォーダンスがまったくなく,上ってから靴が脱げないことに気づきました。

全体を通しての感想は,「建築家の自由な発想を」というコンセプトはいいとして,それをそのまま建築にすれば最高のものができあがるというわけではないのだな,ということでした。発想されたアイディアに対して他の制約や,同レベルの他分野からの逆提案があった方がむしろ,完成度が高まるような気がします。

さて,宇都宮と言えば,餃子。満足。

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO200, WB Auto

Mac Miniのキーボード/Mac OS X 初めての異常終了

Required spec of keyboards for Mac Mini; The first unexpected shutdown on Mac OS X
2009年4月15日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 800, WB Auto

大学の教育用計算機システムが4月からMacベースになったので,手元にMac Miniを1台購入してテストがてらサブマシンとして使用しています。購入したのは本体のみで,ディスプレイはしばらく前のナナオ製19インチ,キーボードは以前ブログで紹介したパンタグラフキーのもの,マウスはWindowsマシンにつないでいたロジテックのシンプルなもの。

と思ったら,日本語入力がうまくいきません。Mac MiniはWindows PC用のキーボードでOKと書いてありますが,これは英語利用の場合の話で,日本語利用ではMac用ドライバーのあるものにした方が無難なようです。私のキーボードの場合,サードパーティーから対応ドライバーが販売されていることがわかりましたが,面倒なので昔のPower Mac G3?で本体が壊れたもののキーボードを発掘して使うことにしました。打ちにくいけどサブだからまあいいか。現行のMac用キーボードはかなり良いできなので,セットで買うのがおすすめです。ディスプレイはDVIでデジタル接続すべき。アナログ接続ではシャープさに欠けます。

さて教育用としては,3月まで利用していたAutoCADが契約更新されなかったので,CADソフトとしてJW Cadを使うことにしました。大学のシステムと同様,VMwareというソフトを使って仮想マシン上でWindows Vistaを走らせます。一通り試したところ,問題なく動くようです。ただし,Mac OS上のソフトとWindowsの切り替えには時間(数十秒~)がかかることがあります。

Mac OSはUNIXベースのXになって,Tiger以降は特に安定していると思いますが,先日初めて強制的に再起動となりました。Macの嫌う,マウスの脱着を何度か繰り返したせいかな?まあ,異常終了といっても,ちゃんとメッセージは表示されているのがさすがという感じもしますが,電源ボタンしか効かないので正常とは言えません。後にも先にもこれ一度きりなので,安定しているというイメージが変わることもありませんが。

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設計演習「空間プロジェクト:住宅」敷地の見学

Design seminar "Space Project: House": Group inspection of the site
2009年4月13日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO 200, WB Auto

九州大学芸術工学部環境設計学科2年生前期の演習科目「空間プロジェクト」,前半の課題は住宅です。 1年生では製図方法やプレゼンテーションの技法を学びますが,自分のアイディアで何かの設計をまとめるという意味では初めての課題となります。

単に建物を設計するだけでなく,周辺との関係も考えながら設計してもらわないと困りますので,敷地を設定することになります。それも架空の敷地よりも情報量の膨大な実在の敷地がよい。学生がじっくり観察することを考えれば,あまり遠くない方がよいし,自由に見て回れることも重要です。そんな場所はごく限られているわけで,今回の敷地は公園です。三角形に近い形状の公園の一部を指定して3分割し,3種類の住宅を設計するという形にしました。その他の設計条件は,担当する専任教員3名の年齢・家族人数などを基に出題します。住宅なので,施主的な存在をイメージしてもらうという狙い。

この日は1限目から課題説明(井上先生),設計プロセスに関するレクチャー(大井)のあと敷地の見学に出かけました。学生諸君には初めての体験なので,どんな感じでスケッチを描いて,どのタイミングでどのように固めていくのか,最後はどのように区切りをつけるのかを説明します。

午後はさっそくI邸の即日設計。約2時間で配置・平面・断面・立面を一案つくるというものです。最初はなかなか手が動かないし,迷ってしまったりもするわけですが,とにかく何か描かなくてはいけないので,みんな何か描きます。ただ考えるよりも描いてみた方が考えが進むということを実感してもらえた,かな。

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大橋キャンパスの夕空

Evening sky at Ohashi Campus
2009年4月7日

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FinePix F100fd (6.4mm) PTLens
Program AE, ISO200, WB Auto

夕方の空は美しいものですが,天気と屋外に出るタイミングに恵まれないとなかなか見ることができません。この日はちょうど送別会?があり18:30ころ大学を出るので空を見上げてみました。デジカメだと液晶ファインダーで露出もなんとなく見えますので,どこで測光しようかと試しましたが,建物と樹木はシルエットにすることに決めて空基準にしたらいい雰囲気になりました。空は見た目とほぼ同じかやや暗い程度,シルエット部分はもちろん肉眼ではちゃんと見えています。ちなみにF100fdのDRモードはAutoのまま。

玉造温泉と出雲大社

Tamtsukuri Spa and Izumo Shrine
2009年3月30~31日

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FinePix F100fd (10.0mm) PTLens
Program AE, ISO400, WB Auto

山陰の宿は玉造温泉の紺家というところ。ウェブサイトを見る限り,女性客向けにきれいなつくりになっているようで,食事もいろいろ選べそうだったのでここにしました。

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(10mm) ISO400

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(6.4mm) ISO800

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(6.4mm) ISO800

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(6.4mm) ISO800

出雲牛の鉄板焼きが美味。

翌日はまず出雲大社へ。あとは一直線に福岡へ・・・といってもこのあたりは国道9号線を走って浜田道に入るのが最短ルート。意外に時間がかかるのです。高速道路網などと言いますが,もっと全体を考えてつくる順番を決めていれば,ずいぶん違っただろうなと思わせる地方。山陰沿いの9号線は交通量が多いのに対し,浜田道はがらがらです。

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Olympus E-520 ZD14-42mmF3.5-5.6ED (14mm) PTLens
F5.0AE, ISO100, WB Auto-2step(G)

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