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iaps2008 (Rome) 参加記 (2): デイヴィッド・カンターの基調講演

Travel Sketches at iaps2008 (Rome) part 2: A Keynote Speech by Prof. David Canter
2008年7月29日

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Olympus E-420 Zuiko Digital 14-42mmF3.5-5.6

おそらく今回のiapsの目玉はDavid Canterによる基調講演でしょう。環境心理に興味を持った人なら,おそらくどこかで名前は目にしているはずです。iaps創設の頃は中心メンバーであったはず。日本との関わりは彼が乾先生を紹介されて連絡をとり,日本に滞在したことから書籍等が何冊もあるわけですね。

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その後,彼は主に犯罪心理学の分野を開拓していったわけです。犯罪発生現場の地理的プロファイルなど,ごく当然のように感じてしまいますが,もちろん一般にはあまり気づかれないことであったわけです。

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その後,防災心理にも展開しているようでした。サッカースタジアムの暴動や地下鉄駅の火災時の分析などもありました。

カンター先生ご本人の講演を聴けたという意味で貴重なのでしょうが,むしろ研究環境や大学と行政や社会との関係に思いをはせていました。日本の場合には水準以上の研究者や研究者でなくても研究レベルのことができる人が多いせいかもしれませんが,それぞれの機関に研究部門が分散しすぎているような気がします。たとえば最近縮小傾向とはいえ,大手ゼネコンはみな研究所を持っていてさまざまな分野の研究をしていますが,少なくともカナダやイギリスでは様子が違います。各社での研究部門はずっと小さく,その代わりに国立の研究機関や大学に国も企業も研究費を出しているイメージが強い。こういう社会全体の役割分担の制度設計を政治が担える国に日本はなれるでしょうか?

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» 犯罪心理 +monster+ [カウンセラーのたまごちゃん]
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