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日本建築学会設計競技「人口減少時代のマイタウンの再生 巣立ちの空間」九州支部表彰式より

Kyushu Chapter awarding ceremony of the design competition of Architectural Institute of Japan: Regeneration of my towns in the population declining era
2008/03/01

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九州支部研究発表会の前日に支部共通事業設計協議の表彰式がありました。出席者が紹介され,表彰状が渡邊支部長より手渡された後,九州支部の審査委員長である両角先生から総評・講評がありましたので紹介しましょう。

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キーワードは3つ。マイタウンをどうとらえるか。人口減少時代を建築の側からとらえた場合の空間的な余裕をどう解釈し,何をストックととらえるか。また30年後,次の世代を見据えたシナリオをどう描くか。

3つをすべて満足する作品はなかった中で,複数を満たしたもの,あるいはひとつでもおもしろい提案のあるものが残りました。

賞のうち,タジマ賞は学部学生に与えられるもの,島本賞は最優秀賞3点の中のトップ作品に与えられるものです。

島本賞に選ばれた九州大学大学院人間環境学府のグループの作品は「学校のマイタウン」。福岡市沖の能古島に福岡市内の100小学校のサテライトを集めるというもの。この全体のプログラムが評価されました。

タジマ奨励賞に選ばれた鹿児島大学建築学科グループの作品は「まちをかけめぐる建築」。コンテナを街中に持ち込んだ可動建築。建築のフロー化がうまく表現できました。

もうひとつのタジマ奨励賞は日本文理大学建築デザイン学科のグループ。「太陽の足跡 風景と人の記憶」として,漁村である佐賀関で季節,時刻によりベストの風景を体験できるというものでした。

2008年度の設計競技課題は,「記憶の器」。〆切は2008年7月4日です。学生諸君はふるって参加を。

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