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オリンパスE-410のMy tips

My tips for Olympus E-410
2008/01/02

昨年12月くらいから,ようやくE-410を一応使いこなせるように?なってきた。現在気に入っている設定などについて書いておく。

1)マグニファイアーの使用
 フォーサーズは一眼レフの撮像素子としてはもっとも小さいので,ファインダーが難しい。今にして思うと,35mmフィルムを使う一眼レフがあれだけ普及したのは,一眼レフファインダーにふさわしいフィルムサイズだったということなのではないかと思う。標準レンズ(50mm)でおおむね等倍の像を見ることができた。同じようにファインダーをつくれば同じに見えるのはあたりまえで,フォーサーズだって50mmレンズではほぼ等倍に見える。ただし50mmは望遠レンズであり,標準レンズでは半分の大きさにしか見えない。
 そこで登場するのがマグニファイアー。画面の隅まで完全に同時に見えなくても良ければ拡大することで見やすくなるのはあたりまえ。Webなどで紹介されていたKPSの1.35倍のマグニファイアーを装着したら,世界が変わって見えた。ファインダーの見えが変わるとカメラの印象がまるで変わる。視度を完全に合わせるとフォーカシングスクリーンのマット面のプリズムまで見えるよう。

2)AFとAE操作の分離
 よく言われることだが,オリンパス一眼レフのAFはそれほど強力でない(E-3は除く)。測距点が少ないとよく言われたが,少ない測距点そのものの感度も良いとは言えない。E-410でもこれは変わっておらず,軽量のキットレンズ(14-42mmF3.5-5.6ED)で使い始めたらどうもうまくフォーカスが合わない。14-54mmF2.8-3.5に変えると明らかに合いやすくなるのでレンズの明るさが関係するのだろう。そこで一番感度が良いはずの中央1点のみを使うことにしたら良いのではと思い立った。
 メニューからAEL/AFLモードをS-AFのmode2すなわち
  シャッターボタン 半押しで:AEL 全押しで:露出
  AEL/AFLボタン:AFL
とする。撮影時の手順は,おおまかな構図決定(この時点で像がぼやけて見にくければAFLボタンをワンプッシュして適当にAF)→ピントを合わせる位置を決めて,中央のセンサーを合わせ,AFLボタンでフォーカス。一度で合わなければ数回押して合わせる→最終的な構図に合わせる→シャッターボタンを押す。
 こうすればピントを望みの位置に合わせて,露出は最終的な構図に応じて決まる。測光モードは評価測光のまま。とりあえず評価測光であれば白飛び・黒つぶれの少ない画像が得られる。見た目に合わせたければ,露出補正を併用する。個人的な印象ではオリンパスの評価測光は素直。全体が明るい色調なら+補正,暗い色調ならマイナス補正となる。

3)その他
 露出モードはほとんどPのまま。必要ならダイヤル一発でプログラムシフトできるが滅多に使わない。ISOは100から800までどんどん変更。仕上がりはVIVIDが一番しっくり来る。シャープネスのみ1段落としてある。

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