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シンプル・デジタルカメラFinePix A600

Simple digital camera: FinePix A600
2007年1月21日

家族用にデジタルカメラを選ぶことになり,比較的安価でシンプルなものを探した結果,フジフイルムのFinePix A600を購入したので,紹介してみましょう。いつも使っているFinePix F30との比較です。

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S070121224911 Ricoh GR Digital

左がF30,右がA600です。A600の方がほんの少し大きいのですが,実用上は無視できるくらいの違いです。手にした時の一番の違いは,A600の方が軽いということです。そして,F30の方がボタンが多い。電源を入れてもほとんど同じですが,よく見るとF30の液晶の方が画素数が多くてきれい。

コンパクトカメラには使いやすいケースが必須だと考えているのですが,A600のケースは無駄がなく,なかなかかっこいい。

S070121225447 GR Digital

一見,黒に見えますが実は少しブルーがかっています。ストラップの位置はカメラサイドの中央で,ケースに入れてもまっすぐぶら下げることができます。

S070121125849 Sdscf0008 F30/A600

オートで撮り比べたのが上の写真。左がF30,右がA600(家族が撮ったもの)です。よく似た描写ですが,A600の方が若干アンダー気味。もっとも白い建物に白い曇り空ですから,こちらの方が標準とも言えます。F30は人物撮影はストレートでOKですが,それ以外では若干マイナス補正した方がよいケースが多いようにも思います。

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左:F30,右:A600

いつものようにワイド端の歪曲を比較してみました。F30の方が歪曲が少ないですが,これは自動的に画像処理で補正されるため。おそらくレンズ自体の歪曲は同等でA600は補正がかかっていない感じです。焦点距離範囲は同じですが,テレ端の開放値はF30が5.0,A600が5.2なので,同一のレンズではないようです。

A600で撮影した画像を何枚かプリントして見ていますが,L版程度ではじゅうぶんすぎるほどの画質です。少し借りて使ってみると,これはしばらく前のISO400のフィルムを入れたコンパクトカメラと同じように使えるのでした。なるほど,フジが一般の人向けに考えたひとつの方向性はこれなのでしょう。フィルムが基準だと考えれば,ISO1600のNATURAをNPモードのあるカメラで使う状態をデジタルにしたのがF30やF31ということになりますね。

エントリー・クラスとして店頭では,オリンパスFE-180,ペンタックスE-20と並んでいますが,A600の魅力はなんといっても一回り大きなハニカムCCD。画面上で画像を拡大して見るようなハニカムの嫌いな人には向きませんが,プリントの好きな人にはぴったりです。ペンタックスはフジよりもボタン類が多く,高機能な感じ。CCDが小さい分ISO感度は200まで。オリンパスは逆にオート専用でほとんど設定が変えられない代わりにおそらくノイズリダクション回路などを採用して高感度で使えるぶれ軽減モードを持っています。

今回は,少し慣れたらノーフラッシュにしたり,ホワイトバランスくらいは自分で設定したりと学習してもらおうと考えたので,フジを選びました。

電源は単3タイプを使うのですが,NiMH充電池では再生モードですぐに電池交換マークが出てきます。ネット情報にあるように,電源を入れ直せば撮影モードでは問題ない。同じように液晶は点いているのになぜ?自分で使うのと違い,使用頻度も間が開きそうなので充電池ではない「リチウム乾電池」を入れてみました。これならかなり保つはずだし,自己放電も少ないからうまくいくのではないかと思うのですが。

デザイン基礎演習前半合評会

The jury for Environmental Design Basic Seminar (1st half)
2006年12月23日

昨年末に行われた合評会の模様をお届けしましょう。

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FinePix F30 (-2/3EV) 以下同様

グリーンボックス・ハウス(宮脇檀)の発表風景。合評会までの課題は,AutoCADによる平面図,立面図,断面図と,そこからShadeでモデリング,レンダリングしたインテリアのCGパース,そして1/50のスタディ模型です。図面,パースおよび対象住宅の紹介に必要な画像などはデータとしてされたものを,模型は小型のCCDカメラを通したものを,2台のプロジェクターで壁面に投影し,まずは担当学生グループによる発表,その後教員との質疑応答やコメントとなります。

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白の家(篠原一男)。ポイントとなる柱が曲がっているのと,居間空間の天井を誰も作らなかったのが残念。

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山川山荘(山本理顕)。周囲の木々をつくっているのがいいですね。非常にシンプルな建物ですが,屋根をつけてCCDカメラでのぞくと雰囲気はばっちり。

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梅林の家(妹島和代)。薄い壁でつくられたこの家にはスチレンボードの模型がぴったり。今年は周囲の電柱が作られていて,妙にリアルでした。1/50だと内部空間を模型で味わうにはちょっと小さい。

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立川のハウス。このグループは,けっこう気合いが入ってました。CGパースがツボを押さえていて,プレゼンも好評。中庭の「つっかえ棒」の取り付け位置が,それぞれ違っていて,さてどれが正解?と思わぬ教材も提供してくれました。

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黒の家(千葉学)。スタディ模型ですが,黒の家だからさりげなく黒も使っているのが好感が持てます。CGパースの組み合わせもなかなか。

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ミニハウス(アトリエ・ワン)。周辺条件にも注目してくれたのはなかなか良かったのですが,ちょっと全体を把握しきれていない感じでした。まあ,知らない土地の将来の道路予定地云々を想像するのは難しいかもしれませんが・・・身近なところにもあるものだから,これから慣れてほしいと思います。

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日本橋の家(岸和郎)。

あと立体最小限住宅と塔の家(東孝光)があったはずだが・・・模型の写真を撮り忘れたようです。講評しながら,撮影もするのはちょっと難しい。

九州大学芸術工学部環境設計学科では,今年の1年生からカリキュラムが変わり,私が後期に担当していた「デザイン基礎II」は,「環境設計デザイン基礎演習」として内容も変わりました。新たに全学教育科目として「空間表現実習」が田上先生の担当で始まり,模型制作とスケッチなどはこちらに移行したのです。演習系科目全体の意図は変わりませんので,スケッチ,模型,CAD/CGとも同じ対象を扱うこととし,田上先生と相談して,合同の合評会を企画したのが今回の合評会。非常勤講師としてこれまで同様神戸芸工大の花田先生もお招きしています。

お正月の甘味

Sweets in New Year
2007年1月

昨年までわが家では,生風庵のお菓子がお正月の定番でした。残念ながら店を閉めてしまったとのことで,今年は鶴屋吉伸となりました。

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FinePix F30

左がお正月のおまんじゅう,右はおみやげに福岡に持って帰ったおせんべいです。どちらも亥の模様がかわいい。

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お正月には,おめでたい感じのロゼのシャンパンもいただきました。以前珍しかったロゼも今や各社から出ていますが,これはその火付け役?ヴーヴ・クリコのもの。

S070106120746_1 FinePix F30

今日は,今年初のきなこもちをいただきました。黒豆もおいしい・・・

このブログだけ見ると,まだお正月気分だと思われそうですが,大学では演習も再スタートさせたし,今日は一日,原稿書きでした。

福岡のバス停

Bus stop in Fukuoka
2006年12月21日

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FinePix F30 (-1/3EV)

福岡の中心部である天神の郵便局前バス停が新デザインのものに変わりました。これまではただ柱から片持ちで屋根が支えられ,時刻表があるくらいでした。新しいものは,ヨーロッパでよく見かけるような風よけ兼広告用の壁がついたもの。問題は,どんな広告がつくかですから,広告の審査態勢次第かもしれません。

福岡のラッピング・バスは,九大の佐藤優先生なども関わられて,審査とアドバイスが行われているようなので,こちらも期待しましょう。

公開講座「模型で考えるあなたの住まい」

2006年10月18日~11月29日 隔週水曜日19:00~21:00 全4回
九州大学 大橋キャンパス2号館 環境設計学科プレゼンテーション室

昨秋開催された,九州大学芸術工学部公開講座「模型で考えるあなたの住まい」の概要をお伝えします。2005年秋に開講した「住まいの常識を問う」に続く住宅シリーズで,今回も田上先生が企画してくださり,大井もお手伝いしました。

S061018191158 FinePix F30(以下同じ)
田上先生によるオープニングです。

■対 象:一般
■受講料:6,200円
■講 師:土居義岳,石田壽一,大井尚行,田上健一,井上朝雄(九州大学 大学院芸術工学研究院・環境計画部門)
■内容:今の住宅ブームやリフォームブームは,住宅をつくろうとする人々にとって,一見,選択肢が増えているように見えます。しかしながら,実際にはnLDKと呼ばれる「型」を焼き直し続けているに過ぎません。これからは,住み手がもっと主体的にデザインプロセスに参加していく「要求型」の住まいづくりに転換していく必要があります。本講座では,自らの空間の獲得・実現方法について,1/50程度のスケールの住宅模型をつくるという簡単なデザインワークをワークショップ形式にて行います。各回ともスタッフによる基礎的・専門的な講評・批評を受けることになります。受講者は,住宅のデザインプロセス,模型作成のプロセス,表現方法,空間のスケール感などを学ぶことができます。
■スケジュール
第1回 10月18日 「住宅に求めるコト」(田上健一・建築計画)+ワークショップ
第2回 11月01日 「空間の心理学」(大井尚行・建築環境心理)+ワークショップ
第3回 11月15日 「空間の構築方法」(井上朝雄・建築構法)+ワークショップ
第4回 11月29日 「空間を批評する」(土居義武・建築史,石田壽一・建築意匠)+ワークショップ
■ご持参品:第一回目に可能であれば現在のお住まいのプランをお持ち下さい。

第1回は,まず田上先生のお話。住宅問題解題,シロウト建築のすすめ,模型で考える,模型のつくり方,模型をつくってみる,といった話を聞いたあと,いよいよ模型をつくってみます。

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スチレンボードに平面図,立面図が貼られたものが用意されていました。これを切って,接着剤で貼り合わせれば,だいたい形ができあがります。細かいところはティーチング・アシスタントの学生が教えてくれます。


第2回は私の担当で,空間の立体的な構成や開口部から感じられる開放感などについて話しました。いよいよ自分で考えて模型をつくる前に,機能だけでない「空間」を考えてもらえるように,と意図したものです。
・窓の外に他人にじゃまされない空間を確保するには?
 内部と外部の配置
 視線はどうなる?
 見えてもかまわないものは?
・天井に変化をつけると?
 高さを変えてみる 全体・一部
 傾斜をつける,カーブをつける
・空間の大きさをつかむためには家具や人を配置してみる

話だけでは,なかなかわからないこともありますから,天井まで開いたスリット上の開口部や,ハイサイド・ライトなどを,その場で模型につくって,見せて回りました。

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これが見せて回った模型の内観 写真。

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みなさん思い思いに楽しんでいます。

途中で,良さそうなアイディアやおもしろそうなものがあると,田上先生が講評を加えてくれます。

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吹き抜けと階段,開口部を組み合わせたこんな作品も。

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第3回は,井上先生による空間の構築方法。簡単な木造住宅の耐震診断をやってみよう,ということ。みなさん自宅や自分で考えたプランの壁量などをチェック。

第4回は,土居先生と石田先生のお話。土居先生はミース・ファン・デル・ローエとコルビュジェの代表作を取り上げて,空間の構成と描かれた生活スタイルなどについて。石田先生は研究室で展開されているオランダの水上住宅や,単純な基本形の組み合わせで空間をつくっていくFLOPの紹介。具体的なプロジェクトの紹介にはみなさん興味津々だった様子。

最後に受講生が制作してきた模型について,講師全員が講評する形で終了。時間の関係で全員分について講評できなかったのは申し訳ないことでした。話を聞くだけでなく,受講生が手を動かして,参加する形は講師側にも刺激があってよいものです。機会があればまた企画したいと思います。

京都の正月風景

New year sketch from Kyoto
2007年1月1日

今年も正月は帰省先で迎えました。

S070101083911 FinePix F30
お正月と言えば,おせち。京都だから,というものではありませんが季節ものということで。

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今日はいいお天気でした。大晦日から元旦の朝まではかなり冷え込みましたが,10時ころには気温も上がって,やはり暖冬。いつものように上賀茂神社に初詣に行きました。昨年,飲酒運転が話題になったせいか,クルマは少ない。そのせいか人出も少なめ。

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そういえば,昨年はこんなおめでたいこともありました。

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上賀茂神社の神馬です。正月は疲れるでしょうね。

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見事な枝振りが青空に映えていました。

今年も良い年になりますように。

年末恒例?ケマル・ゲキチ&関野直樹

Kemal GEKIC & Naoki SEKINO Piano Duo in Fukuoka
2006年12月15日
福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)

S061217000259 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

ブログはまず,昨年来の積み残し記事から始めましょう。最初は「ケマル・ゲキチ&関野直樹 ピアノ・デュオin福岡」(企画 芦川紀子)。

2005年のリサイタルからちょうど1年後,今回は2台ピアノということで,会場は福岡シンフォニーホールでした。企画をされた芦川先生に案内をいただきましたので,今回も行ってきました。

前半はリスト・プログラムで関野君,ゲキチさんがそれぞれ2曲ずつ。ここ何年か,リストはマルク・アンドレ・アムランのCDを愛聴していますので,どうしてもそれと比べてしまいます。ゲキチさんのは個性が感じられる。関野君のも意図はわかるような気がするんだけれど,最終的な演奏は彼の目指すところまで到達していないのでは?という感じ。後半はベートーヴェン・プログラムでまずゲキチさんの「熱情」,これはぴったりですね。盛り上がる。そして最後がSinger編曲の2台ピアノ版,交響曲第5番「運命」。これを聴くのは初めてだったので,興味津々。最初に思ったのは,リストが編曲していたら,もっとすごいのができただろうな,ということ。オーケストラ版を知っていると,ずいぶん単調に感じるところがありました。編曲自体をくわしく知らないので,演奏がどうなのかはちょっとわからないところもあるのですが,アンコールで再度弾いたところをみると,満足すべきできではなかったのかもしれません。

終盤,印象に残っているのは,シンフォニーホールの残響の美しさ。ふつうのピアノ曲だと,フォルテの和音と全休の繰り返しというのはあまりないので,今日はたっぷり残響を聴いたという感じ。

二人で演奏していると,やっぱりゲキチさんの存在感が際だつ。関野君がんばれ。

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