iaps19 エジプト紀行4日目
Travel sketch of iaps19 Alexandria/Egypt Day 4
2006年9月13日
この日は朝から,興味のある研究発表セッションが目白押し。複数会場で同時進行のため,時間帯が重なっているとどこに行くかが悩ましい。最初に世界8都市での繁華街の歩行者分布の分析の発表を聞いた後,会場を移動して景観評価の発表をのぞき,すぐにもうひとつのお目当てへ。ところがこちらは発表者が欠席とわかったので,先ほどの会場に戻ることに。
FujiFilm FinePix F30/Fujinon Zoom Lens 8-24mm F2.8-5.0 (36mm Equiv.)
ISO Auto(400), WB Auto, Program AE(-1EV)
こちらが発表風景。この部屋では白い壁にそのままプロジェクターの画像を投影しています。だいたい-2/3~-1EVくらい露出補正すると投影画像もうまく写るようです。発表しているのは宗方さん(東京大),チェアマンがDick Urban Vestbro氏(スウェーデン王立工科大)。iapsのような学際的な国際会議では,参加者のバックグラウンドが専門という意味でも文化という意味でも多種多様なため,発表内容をお互いに理解するのには時間がいくらあっても足りません。国内の学会だったらあたりまえに使われる用語でも,チェアマンが知らない,なんてこともざらです。大切なのは,どういう目的でどういう方法を使ってどんな成果を得ようとしているのか,という流れを説明することと言えるでしょう。
FujiFilm FinePix F30/Fujinon Zoom Lens 8-24mm F2.8-5.0 (100mm Equiv.)
ISO Auto(1600), WB Auto, Program AE(-2/3EV)
こちらはPlenary session(全体セッション)の様子。今回のiapsのテーマのひとつにhealthがありました。ヨーロッパで行われているHealth Citiesというプロジェクトの報告。午前中はこれで終わり,午後はいよいよアレクサンドリア図書館を見学することにします。
GR DIGITAL GR LENS 4.4mm(wide adapter 21mm equiv.)
Left: ISO Auto(64) WB Daylight ProgramAE
Right: ISO Auto(74) WB Cloudy ProgramAE(+0.7EV)
エントランスロビーから中庭ごしに会議棟を見たところ。ここから英語なら45分おきくらいにガイド・ツアーがあります。ただ図書館の開館時間は曜日によって違うのであらかじめ確認しておく必要があります。入っていってすぐに見える空間は右のようなもの。大空間です。立ち並ぶ柱と斜めの屋根に大きく開けられたトップライト(天窓)。といっても屋根の傾斜は北向きですし,トップライトの上に庇もあるので,直射はうまく制御されています。
GR DIGITAL GR LENS 4.4mm(wide adapter 21mm equiv.)
Left: ISO Auto(154) WB Cloudy ProgramAE(+0.3EV)
Right: ISO 400 WB Auto ProgramAE
傾斜屋根を背に見上げるとこのようになっています。階段状にフロアが増えて行き,上の方はコンピューター端末が並んでいるコーナーもあります。壁面部分には細かい穴がたくさん見えますが,すべて吸音のため。大空間の割には響きは少なく静かです。一番下のフロアの奥の光が入らない部分はミュージアムになっています。うまい構成ですね。別料金を取らない展示はアレクサンドリアの昔の地図やエジプトのかつての有名映画監督にまつわるものでした。中は撮影禁止でしたが,ミュージアムの入り口からの写真で展示と照明の様子はわかるでしょう。
FujiFilm FinePix F30/Fujinon Zoom Lens 8-24mm F2.8-5.0 (36mm Equiv.)
Both: ISO Auto(800), WB FL3, Program AE
書架はこのようなデザインで統一されています。書架を支えている縦の仕切りが出っ張っていて,そこに白色の拡散板付きの蛍光灯が縦に入ったもの。書架と書架の間を歩いていくと少しまぶしく感じます。でも本の背表紙を見るときには光源はほとんど目に入らないので,実用上は問題ない,というよりも天井に照明が点いていて陰になっているような図書館よりもよほど見やすい。
GR DIGITAL GR LENS 4.4mm(wide adapter 21mm equiv.)
Left: ISO Auto(154) WB Auto ProgramAE(+0.7EV)
Right: ISO Auto(104) WB Auto ProgramAE(+0.7EV)
閲覧用に設置されているデスクからの眺め。トップライトが左右対称ではないため,左を向いた時と右を向いた時で印象が変わります。左を向いた時は写真でもうまくとらえられているように視野内に問題はありません。が,右を向いた時は写真で明暗比が大きく見える通り,トップライト部分がかなりまぶしく見えます。直射が入るわけではないのですが,ガラス越しに見える鉛直面の反射率がかなり高いため,ここがまぶしいのです。もう少し工夫が欲しいと感じたのですが,そういえばエジプトの人は夜間の照明から判断するに日本人よりもグレアに強そうなのでした。
FujiFilm FinePix F30/Fujinon Zoom Lens 8-24mm F2.8-5.0 (36mm Equiv.)
ISO Auto(1600), WB Auto, Program AE
最後は夕食を食べに行ったFish Marketというレストランからの夕景です。左より遠方に2日目に紹介したカイトベイ要塞が見えています。海辺の照明は丸いグローブをかぶったものですが,写真で見てわかるようにいくつも割れて?なくなっています。ランプがむき出しのものはまぶしいと思うけれど,こちらの人は気にしないみたい。
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