F1日本GP観戦旅行記
Travel sketch of Formula One Japanese GP tour
2006年10月6~8日
今年で,ひとまず最後となる鈴鹿でのF1日本GPに,佐藤琢磨君の応援に行ってきました。といっても,どうしてもセナを見たくて行った頃とは違い,どうせ行くならいいところに泊まりたいし,おいしいものも食べたいし・・・というわけで,周辺の話題の方が多いかもしれません。
ご一緒する方々とは,まずは金曜日にサーキットで合流ということになっていましたので,一人で名古屋・白子経由でサーキットへ。鈴鹿サーキットは久しぶりです。白子駅で降りるとシャトルバスは長蛇の列。金曜日で雨なのに?なんとかフリー走行開始直後には自分の席に到着。2コーナーからS字よりのF2 Hブロック「佐藤琢磨選手応援席」です。雨はなかなかやみません。
今回ホンダ勢では琢磨君だけが2レースめのエンジンのはずですが,前戦の中国も雨だったせいか,金曜日からずいぶん周回をこなしていました。どうやらトラブルはなさそうです。昼頃にはほぼ雨もやみ,午後は次第に乾いたラインもできてきました。左側が午前中の初め頃,右側が午後です。水しぶきの上がり具合と路面の色の違いがわかるでしょうか。
お昼休みにはメインスタンド裏を歩いてみましたが,すでにかなりの人出です。各メーカーのブースなどもがんがんイベントをやっています。写真はホンダのステージ。
マレーシアGPでは,金曜日にはまだ設営工事中で人もまばらだったのと比べると日本のF1人気はすごいですねえ。
宿泊は長島温泉のホテル。夕方,宿に入り後続部隊と合流です。どうせならおいしいものを食べようということで,地元では有名らしい柿安へ。松阪牛を堪能しました。
一夜明けて,土曜日は晴れ。ただし風がかなり強い。宿からはグループでバスをチャーターしてあり,サーキット近くの駐車場に向かいます。裏道を大型バスで抜けるというのも珍しい体験。人出はさらに増え,今年は相当すごそうです。鈴鹿は他と比べてスタンドへのアプローチは大変ですが,昼食のバリエーションは多い方。それでもかなり限られますし,待ち時間は長いので,お弁当を頼んで持ち込むという作戦。サーキットとは思えない豪華な昼食。
予選ではいきなり山本左近がハーフスピンからストップ。琢磨君は問題なさそうな走りに見えましたがタイムはもうひとつ。最初の15分で姿を消してしまいました。スタンドからは一応映像も見えますが,スクリーンサイズがさほど大きくないのと距離があること,晴れてくるとコントラストも落ちるという感じで,情報はPit FMのラジオ経由が一番よくわかります。
夜はホテルの中広間でグループ全員そろっての宴会。食事もまずまず。会場での蛤調理のパフォーマンスも。お肉は陶板焼きでした。
日曜日の決勝も晴れ。ドライバーズ・パレードに向かう際,琢磨君がマイケル・シューマッハとしゃべりながら歩いていくのが映像に映っていましたが,何を話していたんでしょうね。鈴鹿にゆかりのF1マシーンのデモンストレーション走行は,88年のマーチ・ジャッドにイヴァン・カペリ,89年のマクラーレン・ホンダにゲルハルト・ベルガー,90年のラルース・ランボルギーニに鈴木亜久里という豪華メンバー。マーチのデザインで名を上げたエイドリアン・ニューウィーはウィリアムズ,マクラーレンでチャンピオンマシーンを何台もデザインし,今はレッドブルに。ベルガー,亜久里はチーム・オーナーですね。そしてランボルギーニのエンジニアだったダニエル・オーデットがSuper Aguriの監督さん。デモ走行ではラルースがヘヤピンあたりでトラブルのためか止まってしまったのが残念でしたが,マーチとマクラーレンは1周回ったあとのストレートからS字にかけて,88年のプロスト/カペリのデッドヒートを再現するという演出。あの年,圧倒的な強さを誇ったターボ・エンジンのマクラーレン・ホンダ,プロストを一瞬だけカペリがパスしたのでした。
日曜日のお昼は,これまた地元の知人が手配してくれた穴子弁当。鈴鹿付近では有名な穴子専門店なのだそうです。とても柔らかく,くせのない穴子が大変美味。
決勝レースでは,琢磨君はいつものようにスタートで見せてくれました。1コーナー手前でのパス,S字を上っていくところで,また1台パス,とスタンドは大盛り上がり。その後しばらくはまた順位を下げましたが,ペースは悪くなく他車を追い回し,最終的にも15位完走。最高でした。
それだけに出口まで延々時間がかかったのは仕方がありません。でも,係の誘導にしたがって距離的に近い南ゲートではなく,いったんトンネルをくぐってから臨時に開けられているプールサイド・ゲートに回ったところ,比較的スムーズに脱出することができました。
けっきょくバスで桑名まで送ってもらったのですが,けっこう時間がかかりました。近鉄で名古屋についた時には,博多行きの最終まであと10分を切っていましたが,無事に切符を買って乗ることができました。ただし,弁当を買いそびれ(ホームの弁当屋は完売),車内販売もお弁当は完売と言われ(売り子曰く,よくありますよ),おつまみのみ。大阪駅のホームの弁当屋は開いていましたが新幹線では買いに出るわけにもいかない。けっきょく大阪から積んだらしい「柿の葉寿司」の最後から2つめを手に入れましたが,あとの人たちはどうしたのでしょう。名古屋で乗った時点では夕食時のあと3時間半も走る列車としてはサービス悪いぞ,JR。しかもJR東海とJR西日本ではまったく連携していないようでした。
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