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福岡・地上波デジタル放送事情

Terrestrial digital broadcast at Fukuoka
2006年6月12日

東京などでは地上波デジタル放送が始まって,かなりたったのだと思いますが,福岡ではようやく今年の4月にNHKのみが本放送を開始しました。わが家はマンションで,さらに地上波テレビの受信はJCOMというケーブルTV会社経由ですから,放送が始まっても即受信というわけにはいきません。

JCOMは「JCOMデジタル」という有料サービスで,BSデジタルなども(有料で)流しており,地上波デジタルに関してもこれと同様の扱いでサービスを開始するという宣伝がまず始まりました。しかし,もともと無料放送の地上波について,料金を徴収されたのではたまりません。BSについては,JCOMで再送信はしないということなので,屋上の共用アンテナを残し,併用しています。地上波デジタルがどうなるのか,ということについて昨年来,何度も問い合わせをしましたが,どうも明確な回答が得られない。3月になって,ようやく準備ができ次第,再送信予定(遅くても2006年中)という回答が得られました。

そんなにのんびりしたことで良いのか?と思っていたら,4月になってから,6月1日に再送信開始(通常の地上波デジタルチューナーで可)とのお知らせが来ました。6月になったので,どうなったか気になっていたのですが,なかなかアンテナの配線を変えて設定する余裕もなく,先週末になってようやく試すことができたので,覚え書きをかねてここに記します。

地上波がアナログからデジタルになって変わる点はBSの時とおおむね同様でしょうが,ぼくの興味はもちろん画質の向上です。番組内容がそれに伴って好みの方向に進むことはあまり期待できないでしょう。

最初の問題は,アンテナ配線をどこで分岐するかということです。壁には一系統しかアンテナ端子はありませんから,これをふつうのTV受像器,レコーダー,JCOMのチューナーに分けなくてはいけません。しかも,通常の機器は,BSと地上波では,別のアンテナ端子に入力する必要がありますから,けっこう複雑です。わが家の場合,BSとの分岐も入れれば最終的に6つに分岐していることになります。

分岐すれば,当然信号の質は多少低下すると思われますので,気休めにBSデジタルをもっとも分岐が少ないように,地上波アナログを見るTVをもっとも分岐の下流になるようにしてみました。地上波デジタルはその中間。つないだのはシャープのHDD/DVDレコーダーDV-HRD20です。地上波デジタルと書かれたアンテナ端子に接続し,取扱説明書にしたがって,地域を設定,郵便番号を入力したあと,チャンネル自動設定を行いました。それから信号強度を確認するという手順です。

地域の設定は問題なし。郵便番号も入力に問題はありませんが,なぜかその後NHKのBSデジタルを受信したときに「郵便番号入力が変更されました・・・」というメッセージが出た。BSの時に入れたのと変わっていないはずだが?チャンネルの自動設定は少し時間がかかりますが,アナログのものと変わらず,順番にチャンネルをスキャンして,放送のあるところが自動的に登録されます。ただし,NHKのように「総合」「教育」「教育(デジタル専用?)」と同じ名前のものが2チャンネルあり,時間帯によってはひとつになるものは,設定時に別の放送が行われていても,ひとつしか登録されません。これだとチャンネルボタンでダイレクトに選局できず不便なので,手動で追加する必要がありました。

JCOMの再送信そのものは,全チャンネルについて行われているようです。現在,RKB毎日とテレビ西日本が「試験電波発射中」という字幕付きで受信できています。ハイビジョン制作の番組はさほど多くはないようですが,大メーカーのコマーシャルなどはソースの画質がよいため,アナログで見るよりもずっときれいに見えます。NHKのハイビジョンも,わが家のような10万円クラス(1280×720画素)の液晶プロジェクターでは,BSデジタルとほとんど違いはわかりません。NHKの場合は,ハイビジョンではないけれど,16:9のワイド放送というのも見かけました。ちょうど始まったサッカーのワールドカップはハイビジョン放送ですね。

番組の内容表示や,録画予約などはBSデジタルと同じです。これだけ簡単に録画ができるようになると,ユーザーの立場からは,保存用のメディアをなんとかしてくれ,と言いたいですね。たとえばD-VHSはほとんど宣伝もされないので,普及もしないのですが,なぜなのでしょう。DVD-RやDVD-RWはずいぶん普及してきたようですが,けっきょくHDやSDの信号をそのまま記録しているわけではないようで,ハイビジョンでなくてもずいぶん画質が落ちてしまいます。BDはまだまだ高価ですし,安くていいものを提供してくれるメーカーがもっと出てきてほしいところです。ビクター一社に頼らなくてはいけないのは不思議です。

それにしても,もっと中身の濃い番組を増やしてくれないと,器がもったいない,と感じます。現状の番組だったら,ハイビジョンのニュース・スポーツやきちんと作られたドキュメンタリーと,映画・ドラマ・コンサート以外は携帯電話やパソコンの小さな画面でじゅうぶんで放送に勝ち目はないと思うのですが。

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