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実用フィルムカメラのすすめ

A recommendation to use film cameras
2006年5月24日

今や,写真と言えばデジタルカメラ(あるいは携帯電話)。今さらフィルム?と言われそうですが,まだまだ実用性はあるというお話。撮影対象はインテリア・建築や照明環境の記録です。たとえば次のような写真。

Sfh000002
Camera: HEXAR RF, Lens: Color Skopar 21mmF4
Film: Fuji NATURA 1600 (+3EV)

昼間に室内を撮影すると,窓からの光が強く,輝度比がとても大きい状態になるのがふつうです。これはデジタルカメラの苦手とするところで,特にコンパクト・タイプだと厳しい。では昔は簡単だったかというと,フィルムの場合は撮影結果をすぐに見ることができませんから,露出決定に技術がいるとされていました。ぼくの場合は視環境の記録が興味の中心ですから,ポジフィルムを使い,各部をスポット測光して対象の反射率も見て露出を決めたりしたこともありました。ところが,使い捨てカメラの開発過程でネガ・フィルムの技術は知らないうちに大きく進歩していたようです。これならふつうの学生にも勧められるかも。

2月12日に「フジNATURA1600のダイナミックレンジ」で書いたように,明暗については非常に広い範囲が記録できるようになっています。フジはこれを活かそうと「NPモード」を搭載したコンパクト・カメラを数機種出しています。NATURA BLACKを使ってみると,それなりに満足できる結果ではありましたが,もう一息と感じる場面があったこともたしか。NPモードはふつうよりも1~2段階多めの露出でフィルムのダイナミックレンジを活かそうとするものですが,特性曲線からすると,もっとオーバーに露出しても良いのでは?と見えます。昔のカメラは,手動でISO感度を設定するのがあたりまえでしたが,この機能を使えば露出を多めにすることは簡単です。そこでいろいろテストしてみたわけです。今回は,まず昼間編。最初の写真は+3EVと書いていますが,標準よりも3段階多めに露出したもの。設定で言えば,フィルム感度がISO1600のところをISO200に設定して撮影するということです。ほんとにそこまでオーバーにする必要があるの?という疑問の回答は次の写真を見ればわかります。

Sfh000001
Camera: HEXAR RF, Lens: Color Skopar 21mmF4
Film: Fuji NATURA 1600 (+2EV)

最初の写真と比べて,黒のしまりが悪く,壁の部分の粒子がずいぶん荒れて見えます。露出が足りないようです。昔流に言えば,カメラの露出計が窓の明るい部分に影響されているからプラス側に補正しなさい,となります。でも最初の写真なら問題ないですね。それでは最初の写真と同じ設定で,ふつうの条件がうまく撮れるでしょうか。うまくいくなら,補正のことを考える必要はなくなります。

Sfh000007 Sfh000009
Camera: HEXAR RF, Lens: Biogon T* 28mmF2.8ZM
Film: Fuji NATURA 1600 (+3EV)

インテリアの撮影で白い壁に照明があたった様子を撮るのは,設定を迷うものですが,うまく撮れています。中央奥に窓がある右側の例もうまくいきました。

Sfh000017
Camera: HEXAR RF, Lens: Biogon T* 28mmF2.8ZM
Film: Fuji NATURA 1600 (+3EV)

よくある遠景写真です。中央の建物はネクサス・ワールドのレム棟クールハース棟。くもり空を反射している屋根も飛んでいませんし,黒い壁のディテールも見えます。遠くはややかすんでいますが,工事中のクレーンも消えていません。

Sfh000027
Camera: HEXAR RF, Lens: Biogon T* 28mmF2.8ZM
Film: Fuji NATURA 1600 (+3EV)

ネクサス・ワールドの並びに最後に建ったJRのマンションです。外壁の白いタイルも完全に飛ばずに見た感じに近く撮れています。

ところで,プロ用の高級機ではなくて,ISO感度を設定できるカメラというのは新品で購入できるでしょうか。ざっと調べてみると,ニコン,キヤノン,ペンタックスの一眼レフは安い機種もちゃんと可能なようです。一番安くておすすめはニコンのFM10ということになるでしょうか(いつ生産中止になるか心配ですが)。EOS LiteやMZ-MでももちろんOK。中古で良いならよりどりみどり。

次回?は夜景について試した結果を紹介しようと思います。

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