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Olafur Eliassonの光を体験する

Experience "Your light shadow" of Olafur Eliasson
2006年1月6日 原美術館

東京・北品川の原美術館で開催中の「Olafur Eliasson 影の光」展を体験してきました。

s-060107-232420
Olympus E-500 Zuiko Digital 14-54mmF2.8-3.5(50mm Equiv.)
ISO 400 WB Auto ProgramAE ダイクロイックビーム75W

オラファー・エリアソンは,自然界におけるさまざまな現象を活かしたインスタレーションを制作するアーティストということですが,今回の展示は特に「光」と「色」に焦点が当てられたもの。作品の写真は彼のホームページにあります。

入ってすぐの部屋の展示は,2006年原美術館屋上で公開される常設作品の模型とドローイング,書籍。屋上の作品というのは,太陽の光を受けて屋上に置かれたプリズムを通して中庭をはさんだ屋上に設置されたスクリーンに虹色の光が当たるというもののようです。模型はリフレクターランプからの光をミラーで反射し,プリズムを通して光を見せていましたが,実物はどうなるのか?スクリーンに天空光が入りすぎると,見えないだろうし,何か工夫があるのかもしれません。楽しみです。ドローイングはA1の黒い紙に白のフェルトペン?で描かれたものをパネルに入れた4枚でした。書籍も同じ部屋に展示してあるので,展示としてはちょっと映り込みが気になります。

階段の脇を入った奥の部屋は遮光されて,Beautyの展示。上の写真にあるチラシもこれです。視覚以外の体験としては,まず「ひんやりする」という温熱感が第一印象で,次に水音。マスキング効果もあって静かな感じです。部屋を歩き回ると虹の見えが変化しますが,背後の壁は真っ暗なのでぶつかりそうでこわい。部屋の入口手前左側には常設作品があるのですが,後で通りかかったら,その作品だけ見て奥の暗い部屋に入らず引き返そうとしている人がいました。「奥の部屋も作品ですよ」と教えてあげたら,不思議そうに入っていきました。

次の部屋はRound Rainbow。断面がプリズム形状のアクリルの輪が天井から吊られて回転しているところにスポットライトの光が照らされて,白い壁と天井がそのままスクリーンになっています。

次に印象的だったのがRound Rainbowと同じようなテーマですが,Colour space embracer。カラーフィルター付きシリンダー(おそらくアクリル)が天井から吊られスポットライトで照らされて,壁と天井がスクリーン。シリンダーといっても直径が20~30cmくらいのもので,ふたつは同心円状に,もうひとつはそれとほぼ直交で少しだけ往復回転しています。壁面には,女性のアクセサリー的な腕時計のような美しい光の帯を見ることができます。もちろん一部は常に変化していきます。

2階の一番奥の大きな部屋には,Room for one colour and Windy corner。廊下から進むと正面の大きな壁が一面,オレンジがかった黄色の光壁になっています。入口の脇は床から天井まで縦一列に小さなファン(パソコンのファンより少し大きいくらいのもの)が取り付けられていて,風を感じる,というわけ。風よりも音の方が気になる・・・と思うんですが。会場係の方によれば,光壁(スクリーン)の裏は2mくらいのところに単色光のライトが4本あるそうです。会場でもらったリストには8 monofrequency lightsとあるから,2本一組の蛍光灯のようなものでしょう。ホームページにあるRoom for one colourにうつっているのと同じ器具かもしれません。この写真はやや緑が強いかな,肉眼ではもっときれいな色。作品としても光壁にした今回のものの方が美しい。あ,リストの翻訳が「短周波ライト」になってる・・・「単周波ライト」の誤植ですね。

さて,ふつう原美術館には品川駅から行くと思いますが,これが微妙な距離なんですね。東京の感覚なら歩く距離でしょうが,ロンドンだったら歩かないかも。一応近くをバスが通ってはいるのですが,1時間に2本くらいと本数が少ない。200円もするし。100円くらいのバスが1時間に4本あるといいんですが。みなさんバスに乗りましょう,というわけでささやかながら往復400円を投資してきました。

ついでに入口の雰囲気を。

s-060106-143803
GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
ISO 64(Auto) WB Auto ProgramAE

ふつうよりもちょっと高級な住宅街といった感じでしょうか。東京だから,今から買おうとすると高いでしょうが,以前はもっと大きな住宅があったのでしょうね。今は個人住宅はずいぶん小振りになっています。

会期は3月5日まで延長されていますから,ぜひ訪れてみてはどうでしょう。おすすめできます。

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