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Sony Vaio type T

Sony Vaio type T
2006年1月30日

メイン・マシンとして使用しているパソコンが新しくなりました。SonyのVaio type Tです。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
ISO 400 WB Auto ProgramAE

ソニーの方針ははなはだわかりにくく,Vaio type Tも標準仕様(店頭販売モデル)にはなぜかCeleron 1GHzのものしかないのですが,オーナーメードモデルと呼ばれる販売店限定のモデルがあり,こちらはPentium M 773や753が選べます。いろいろ調べてみると,扱い販売店が大学へも納品してくれることがわかったので,注文することにしました。それはよいのですが,発注から納品まで2ヶ月近くかかるとは思いませんでした。販売店の話によるとどうもソニーがうまく部品を集められないようで,受注した仕様がちょうどそろわないと出荷しないようなのです。なんだかなあ。

おやっと思われた方もいるかもしれませんが,私のメインPCはノートパソコンなのです。これは,1998年から1年間ロンドン大学に行った時に始まって,ノートPCでもなんとかなるじゃないか,かえって1台におさまっている方が自分には向いているではないか,と思ったところから始まりました。

イギリスに持って行ったのは,Apple Macintosh PowerBook 2400/180cというものでした。OSは8.1くらいだったでしょうか。MPUはPowerPCの180MHzで製造は日本IBMらしいというものでした。これで輝度分布の分析をExcelのマクロでのんびりやっていたのです。

帰国してほどなく,このマシンではとてもパワーが足りないという状態になりました。また,トラックパッドのボタンがすぐに不調になるのも困りものでした。そこで,PowerBook G3を入手。いいマシンで丈夫(今でもちゃんと動きます)ですが,いかんせん大きく重すぎました。自分にとっての優先順位は,大きさ・重さの方が重要だとわかったので,MacをあきらめてWindowsに移行することに。

いろいろなメーカーがある中で選んだのはIBM ThinkPadでした。一番の決め手はキーボード。私は日本語の文章をひらがなで入力するので,シフトキーが重要なのです。英文の入力時にもシフトキーは大事ですが,ローマ字入力ではそうでもないのか,右側のシフトキーがきちんとあるキーボードが日本のノートPCには意外に少なかったのです。困るのは,カーソルキーの↑が「ろ」と「シフト」の間にあるタイプ。シフトしたつもりでカーソルが動いてしまったのでは復帰に手間がかかってしまいます。海外系メーカーの中ではIBMのデザインがもっとも洗練されていました。黒いシャープなボディに赤いトラックポイントがかっこいい。

ThinkPadは240X, i1124, X30, X40(2台)と5台も使ってきたことになります。いずれもHDDのみの軽量タイプ。Windows98, Meはいまいちでしたが,i1124の途中からWindows 2000に,X30からはWindows XPになって基本性能自体は問題なくなりました。ちなみに現在は,240Xは照度計のデータ収集用(シリアルポートがあるため),X30はアルバイトを頼むときのデータ入力用,X40は先週まで1台がメイン,1台がバックアップ用でした。今回Vaioがメインになったので,X40の1台は学生のプレゼン用になる予定です。

IBMは信頼性も高く,丈夫(一度,高速バスを降りる時にカバンの隙間からすべり落ち,ステップではねて下の路面まで落としたことがあったりします)なのはいいのですが,機能のわりには重いし,液晶画面のクォリティも日系のものと比べるとだんだん差をつけられてきました。機能と重量についてはPanasonicのLet's Noteシリーズが先駆者で,私の周りでもずいぶんよく見かけます。またPanasonicのキーボードは右側シフトキーも標準タイプでした。1.5kg程度でSXGAのモデルが出た時にはこれだ,と思ったのですが,なぜかそのモデルだけシフトキーの内側にカーソルが入り込んだタイプのキーボード。なぜ?一方,液晶のクォリティについては,東芝やシャープががんばっているという印象でした。そこへSonyがVaio Type Tでワイド液晶を出してきます。店頭でみると,非常に良いし,デザインもすてきです。ただし,昨年くらいまではMPUが非力な感じ。メインマシンとして作っていないだろうから仕方がないとも言えますが。今回,ようやく私のターゲット範囲に入ってきたというところです。

発注したのは,VGN-TX90PSというタイプで,MPUがPentium Mの1.2GHzというもの。さんざん待たされて,納品されたものをよくみたら,MPUがPentium Mの1.3GHzで型番がVGN-TX91PSでした。待っている間にスペックアップするというのは珍しいですね。もちろん文句はありません。液晶の美しさ,とくにLEDバックライトの白さが気に入りました。唯一ThinkPadとの比較で気になるのは,ファンがよく動くことくらいでしょうか。

Olafur Eliassonの光を体験する

Experience "Your light shadow" of Olafur Eliasson
2006年1月6日 原美術館

東京・北品川の原美術館で開催中の「Olafur Eliasson 影の光」展を体験してきました。

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Olympus E-500 Zuiko Digital 14-54mmF2.8-3.5(50mm Equiv.)
ISO 400 WB Auto ProgramAE ダイクロイックビーム75W

オラファー・エリアソンは,自然界におけるさまざまな現象を活かしたインスタレーションを制作するアーティストということですが,今回の展示は特に「光」と「色」に焦点が当てられたもの。作品の写真は彼のホームページにあります。

入ってすぐの部屋の展示は,2006年原美術館屋上で公開される常設作品の模型とドローイング,書籍。屋上の作品というのは,太陽の光を受けて屋上に置かれたプリズムを通して中庭をはさんだ屋上に設置されたスクリーンに虹色の光が当たるというもののようです。模型はリフレクターランプからの光をミラーで反射し,プリズムを通して光を見せていましたが,実物はどうなるのか?スクリーンに天空光が入りすぎると,見えないだろうし,何か工夫があるのかもしれません。楽しみです。ドローイングはA1の黒い紙に白のフェルトペン?で描かれたものをパネルに入れた4枚でした。書籍も同じ部屋に展示してあるので,展示としてはちょっと映り込みが気になります。

階段の脇を入った奥の部屋は遮光されて,Beautyの展示。上の写真にあるチラシもこれです。視覚以外の体験としては,まず「ひんやりする」という温熱感が第一印象で,次に水音。マスキング効果もあって静かな感じです。部屋を歩き回ると虹の見えが変化しますが,背後の壁は真っ暗なのでぶつかりそうでこわい。部屋の入口手前左側には常設作品があるのですが,後で通りかかったら,その作品だけ見て奥の暗い部屋に入らず引き返そうとしている人がいました。「奥の部屋も作品ですよ」と教えてあげたら,不思議そうに入っていきました。

次の部屋はRound Rainbow。断面がプリズム形状のアクリルの輪が天井から吊られて回転しているところにスポットライトの光が照らされて,白い壁と天井がそのままスクリーンになっています。

次に印象的だったのがRound Rainbowと同じようなテーマですが,Colour space embracer。カラーフィルター付きシリンダー(おそらくアクリル)が天井から吊られスポットライトで照らされて,壁と天井がスクリーン。シリンダーといっても直径が20~30cmくらいのもので,ふたつは同心円状に,もうひとつはそれとほぼ直交で少しだけ往復回転しています。壁面には,女性のアクセサリー的な腕時計のような美しい光の帯を見ることができます。もちろん一部は常に変化していきます。

2階の一番奥の大きな部屋には,Room for one colour and Windy corner。廊下から進むと正面の大きな壁が一面,オレンジがかった黄色の光壁になっています。入口の脇は床から天井まで縦一列に小さなファン(パソコンのファンより少し大きいくらいのもの)が取り付けられていて,風を感じる,というわけ。風よりも音の方が気になる・・・と思うんですが。会場係の方によれば,光壁(スクリーン)の裏は2mくらいのところに単色光のライトが4本あるそうです。会場でもらったリストには8 monofrequency lightsとあるから,2本一組の蛍光灯のようなものでしょう。ホームページにあるRoom for one colourにうつっているのと同じ器具かもしれません。この写真はやや緑が強いかな,肉眼ではもっときれいな色。作品としても光壁にした今回のものの方が美しい。あ,リストの翻訳が「短周波ライト」になってる・・・「単周波ライト」の誤植ですね。

さて,ふつう原美術館には品川駅から行くと思いますが,これが微妙な距離なんですね。東京の感覚なら歩く距離でしょうが,ロンドンだったら歩かないかも。一応近くをバスが通ってはいるのですが,1時間に2本くらいと本数が少ない。200円もするし。100円くらいのバスが1時間に4本あるといいんですが。みなさんバスに乗りましょう,というわけでささやかながら往復400円を投資してきました。

ついでに入口の雰囲気を。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
ISO 64(Auto) WB Auto ProgramAE

ふつうよりもちょっと高級な住宅街といった感じでしょうか。東京だから,今から買おうとすると高いでしょうが,以前はもっと大きな住宅があったのでしょうね。今は個人住宅はずいぶん小振りになっています。

会期は3月5日まで延長されていますから,ぜひ訪れてみてはどうでしょう。おすすめできます。

電子ペーパー

Electronic paper
2006年1月6日 日経新聞記事

電子ペーパーという言葉を見かけるようになっています。現在のパソコンやテレビなどのディスプレイは薄型といってもかなり厚みがありますし,固い板状のものですが,これをもっと紙のように薄く,丸めたりもできるようにしようというわけです。

記事で見かけたのは,2005年12月にJR東京駅の地下1階で実証実験として日立製の電子ペーパーを掲示のように置いたというもの。電気が必要なのはデータの書き換え時のみでそれも充電分でまかなえるというものです。書かれていたスペックはA4版で厚さ6mm,重さ400グラムというもの。

ぼくがいつも第一に感じるのに,この手の記事でお目にかかったことがないのが,「重い」ということです。ふだん使っている紙のノートはA4版50シートで360グラムでした。1ページ/シートで比べると実に100倍以上。ということは,紙をならべて一覧することがないという前提でも100ページ分のデータを最小単位としないと重くてやってられないことになります。会議資料などでは,何枚も並べて参照するのはあたりまえだから,4枚だけ並べるとしても1.6kgにもなってしまいます。

ほかにも紙を使っているときに,無意識に利用されている特性をどうするかという問題があります。

同じ新聞にCESでのビル・ゲイツ氏のインタビューもありましたが,彼は,「情報を扱う形態としてデジタルの方が優れているのは明らかだ。・・・小型で見やすい画面の付いた機器もある。」と言っています。単純なインターフェースの問題としても,解像度,大きさ/重量比などが印刷物なみになって実用化できるのでしょうか。それとも,その部分はオーバースペックとして切り捨てるつもりなのか,そこが訊きたいところです。

今のふつうの液晶ディスプレイはせいぜい100ppi程度ですね。「優れているのは明らか」というためには,せめて300ppiくらい(一昔前のプリンター程度)を実現して欲しいと考えているのですが。

記事雑感:教育に関する御手洗氏コメント

Mr. Mitarai's comment on education
2006年1月6日 日経新聞記事

いつもニュースや新聞記事についていろいろ考えるところがあると,食事の席などでは話題になりますが,昨年,大学院の授業でいくつか記事を持っていって話をしたら,おもしろかったという学生がいたので,ブログでも書いてみたいと思っていました。新年なので,ちょっとやってみようと思いますが,いつまで続きますやら。

さて,東京出張に向かう飛行機の中で,日経新聞を読みましたら,キヤノン社長で経団連会長になられた御手洗冨士夫氏のインタビュー記事がありました。その中で,教育について以下のように述べられています。

最後は人間だから人間を鍛えないといけない。教育問題は重要だ。時代によって求められる素養は変わるが,まずは勤勉を美徳として,自己犠牲で公に尽くすという日本人の精神文化や価値観を教育の場で取り戻してほしい

記事なので,カットされているかもしれませんし,問題提起としてだけ受け取るのが正しいのでしょう。しかし,これをまとめた記者は何を考えていたのでしょうか。これだけではなぞばかりが残ります。最初はいいとして,「求められる素養」以下は,目的を設定しないと定まりませんね。「勤勉」が美徳となるかどうかは,勤勉に何を行うか,またその結果何がもたらされるかによるわけですし,どのくらい勤勉かは相対的なものでしょうから,「まず勤勉」では,現状維持でよいのか,もっとがんばれということかもわかりません。現状による結果次第では「勤勉すぎる」ということもあり得る。「自己犠牲で公に尽くす」も同様ですね。

印象としては,いかにも表現が古いように思います。もちろん,この表現がしっくりする人に対してはそれでよいと思いますが,教育の大部分はずっと若い世代に対して行われるのでそのままでは何もできません。ただ,キーワードとしてはいずれも必要なものですね。「勤勉が美徳」とされたのはなぜか,誰にとってどんなメリットがあったのかを知り,考えれば将来どうすべきかを考える力がつくでしょう。「自己犠牲」の方は,直感的に自己犠牲と感じるものが,実は自分のためにもなっているのではないか?と自分に問いかけるところがスタートでしょう。自分のためだと確信できる方がはるかに強いのはスポーツの世界などでも明らかですね。また,どう考えても自分のためにならないものは,たいてい他者のためにもならないケースが多いとも言えます。自分のためになり,他者のためにもなるというようなことをバランスさせるのが公,といったらちょっとこじつけか。「最後は人間」と言っているわけですし。

京都の正月風景

New Year scenes of Kyoto
2006年01月01日

あけましておめでとうございます。帰省先の京都から正月風景をお届けします。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
ISO 154(Auto) WB Manual ProgramAE

まずはおせち料理。自家製,といってもかまぼこやら栗やらは詰めるだけですが。重箱つめはこどもたちの手伝いとしても好適です。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
ISO 154(Auto) WB Manual ProgramAE

こちらはお雑煮。比較的シンプルな白味噌。

初詣は上賀茂神社に行きました。いつものように東側からアプローチ(府道上賀茂山端線というらしい)したところ,突然進入禁止の置き看板。例年,神社の西側の道は北行き一方通行に規制がかかるのですが,今年からこちらも規制することになったらしい。迂回路の表示はどこにもないので,適当に迂回したのですが,とちゅうでなぜか迂回不能(正面が進入禁止規制で左側にある道はふだんからの一方通行出口)となり,しかたなく臨時規制の方を破って進んだらなぜか臨時駐車場(ただし有料)に至る???

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
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今日は,とてもよい天気で日射しも強く,青空が広がっていました。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
ISO 64(Auto) WB Auto ProgramAE

それほど寒くもなく,この天気ですから人出は例年より多いように感じました。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
ISO 64(Auto) WB Auto ProgramAE

昨年,姿がなかった神馬も今年は登場。多くの人だかりがしています。エサをやりたい人にはにんじんを売っています。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
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こちらは人だかりのない犬。戌年なのですが,そこらじゅうに「犬×」の看板があるので,ご主人様を待たされているのでしょう。

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GR DIGITAL GR LENS 5.9mm(28mm equiv.)
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蛍光灯照明

京都のお正月らしいお菓子。花びら餅(葩餅)というものです。やわらかいお餅の中は味噌あんです。

今年は,おだやかに始まりました。平和な年になってくれますように。

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