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アイランド花どんたく訪問記

2005年11月13日(日)
福岡市東区アイランドシティ

今時珍しい?大都市の新規埋め立て地であるアイランドシティで開催されている第22回全国都市緑化ふくおかフェア(正式にはこういうイベントだったのか)「アイランド花どんたく」に行って来ました。緑化フェアそのものというよりも,新しいアイランドシティでのイベントとして認識している人も多いのではないかと思います。会場は,将来「中央公園」になる部分でテーマ館であるぐりんぐりんは仮設ではありません。

私の住んでいるところからは徒歩でも行ける距離ですが,一番近い照葉ゲートからは入場できず,一番奥の山笠ゲートまで行かなくてはいけません。自転車で行くとたぶん駐輪場まで戻らなくてはいけないだろうし,照葉ゲートから出ることはできるようだったので,往きはバスで行くことにしました。駅からのシャトルバスは無料ですが,途中には止まらないのでふつうの西鉄バスで180円也。家族で行きましたが,子供はエコルカードだし,妻はひるパスを持っているので,お金を払うのは私だけ。10分おきの運行と気合いが入っています。

ゆっくりと15:00すぎに行ったのですが,駐車場待ちのクルマが並んでいます。山笠ゲート付近のバス停に着くと,観光バスがずらりと並んでいるのも見え,けっこう人が来るんだ,という感じ。ゲートの前にはたしかに山笠らしきがあります。(今回から写真のサイズを大きくしてみました。クリックすると長辺が640ピクセルで表示されます)

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO200 WB auto

ゲートをくぐると,人の波!香椎浜からアイランドシティへ向かうところは,人気もあまりないようなところなので,ここにこんなに人がいると,びっくりです。

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO200 WB auto

テーマ館となっている「ぐりんぐりん」は伊東豊雄氏の設計。周囲も花に囲まれていて緑化フェアらしい感じになっていて,いい雰囲気です。

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO200 WB auto

テーマ館第1展示室では,お目当てのひとつ「植物画世界の至宝展」をやっています。紙に描かれた水彩画が多いので,もちろんガラスの入った額に入れられていますが,上部にきちんとローボルトの照明がセットされており,見やすい展示になっていました。細かなディテールが売り物でもあるので,至近距離まで近づくこともできますが,普通1mくらいの距離で見ているとその前に割り込んだり通ろうとする人がいるのがちょっと。出口のショップで,図録とカレンダーを入手。

第2展示室は世界の花祭りとマレーシアイポーガーデンが中心。入口のすぐ脇の部屋で「建築家・伊東豊雄展」と称してぐりんぐりんの模型展示とビデオ上映が行われていましたが,私が行った時には誰もおらずひっそりしていました。

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO400 WB auto

第3展示室では福岡の花・緑~過去・現在・未来~の展示。過去のメインは国宝の金印。けっこう間近で見られますがなぜか撮影は禁止。未来としては植物と光の関係を知るためにということで4色のLEDによる栽培の展示。

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO400 WB auto

今回の緑化フェアの目玉が「青いバラ」。特別展示室になっており,入口も別です。当然見るつもりで行ったのですが,入口の待ち行列は30分を軽く超えており,そこまでするか?ということで断念しました。

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO400 WB auto

さて,会場は虹の池という池の周りにアジアンティーガーデンや百景園などがあり,休憩用のベンチなどもたくさんあります。その中に円形の白いベンチがあり,外側と内側の両方に座れそうな場所があります。ちょうど環境心理の教科書に出てくるソシオフーガルとソシオペタルに対応?ところが,現在の置き方だと,内側に入るには乗り越えるしかありません。どうなっているんでしょう。

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO400 WB auto

最後に,大西洋横断飛行で有名なリンドバーグが夫妻で福岡にやってきた時に乗ってきたロッキード・シリウス号の復元機展示を見ました。実物はアメリカのスミソニアン国立航空宇宙博物館にありますが,こちらのものは福岡に飛来した当時の外観に復元したものです。福岡に来たのは1931年で,名島水上飛行場というのがあったそう。現在でいえば城浜団地の南側あたりで,当時は当然海。石碑があるそうなので,今度見に行こう。復元自体は福岡工業大学のモノづくりセンターが担当したようです。

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Olympus E-1 Zuiko Digital 14-54mm(28mm equiv.)
ISO400 WB auto

シリウス号の展示は環境共生館というところで行われており,アイランドシティ全体についての模型やパネル展示も。パネル展示は制作:九州大学出口研究室とのこと。パネルの制作にはプロが関わっていそうでしたが(ほんとに研究室内であのパネル作れるんならすごいことです)。

予定通り,照葉ゲートから出て,歩いて香椎浜ショッピングセンターの裏口から入り,買い物をしてから帰りました。クルマの推奨ルートはかもめ大橋経由になっているはずですが,香椎浜方面はずいぶん渋滞している様子でした。道路の容量を確保しないなら,いろいろ対策すべきなのに。

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