高校生向け公開講座「光の造形」2011

Extention course for Highschool students: "Modeling of Light"
2011年8月6日

S110806143636

今年も夏の高校生向け公開講座「光の造形」が開催されました。最初に空間と光の話を少しして,そのあと実際に立方体空間の壁に穴やスリットをあけて光が入るような模型を制作してもらいます。

S110806151803

建築のスタディ模型でよく使われる材料を自分で切ってつくってみます。少し作業したら実際に光を当ててみて空間にどのように光が入ってくるかを確認します。意図通りでなければその理由を考えて,また修正すればよいのです。その間,数人の環境設計学科教員とアシスタントの大学院生が相談に乗ってくれます。

最後に参加者の前で制作意図を簡単に説明し,全員で見ます。そのあと先生方からの講評です。この一連のプロセスは大学での演習課題の時とそっくり同じ。時間が短いだけですね。それでは高校生諸君がつくった作品を見てみましょう。

S110806163617

S110806164359

S110806165301

S110806170237

S110806171204

今年も素敵な作品がたくさんできました。来年も何らかの形で高校生向けの講座を企画したいと思います。高校生諸君,ぜひ参加してください。もちろん環境設計学科を目指してくれればいうことなし。大橋キャンパスでお待ちしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

空間プロジェクト2011年度後半課題 商業施設「つなぐデザイン」

Space Design Project 2011 second half Commercial facility "Linking Design"
2011年6~7月

S110718153009

環境設計学科2年生の設計演習科目,空間プロジェクトの前半課題は「つなぐデザイン」。西鉄大橋駅から,ゆめアール大橋,九州大学大橋サテライトを経て大橋キャンパスへどのようにつなぐかを考えます。もちろん物理的につなぐだけでなく人の流れであったり,イメージであったりいろいろなつなぎがあり得ます。

S110627105540

大橋駅から大橋キャンパスというのは九州芸術工科大学キャンパスが計画された時点で意識されていたものです。ゆめアール大橋の配置計画はその構想を一部でも生かそうと試みたものと言えなくもありません。その設計者である石田壽一先生(現・東北大学)からかつての香山プランとゆめアールの考え方について直々にレクチャーを受けます。

S110627150558

模型を作ってのエスキース(設計案の検討)にも少しは慣れてきたでしょうか。

S110627150617

もちろん図面表現も同時に行わなくてはいけません。

S110704103701

S110704104043

自分の作品について指導を受けるだけでなく合評会形式で他の学生の設計についてのコメントも共有することで自分の設計案を磨き上げていきます。

S110704114955

S110704132505

S110704140755

S110718142611

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北九州市立大学 学生交流施設見学

A visit to the student interchange center, University of Kitakyushu
2011年6月13日

S110613102421
Olympus E-PL2, M.Zuiko Digital 9-18mm

環境設計学科・空間プロジェクトの一環として,北九州市立大学 北方キャンパスにある学生交流施設を見学に行きました。ちょうど非常勤講師をお願いしている赤川貴夫先生が設計されたもので,学生用施設という点で空間プロジェクトの後半課題にも大いに参考になるはずです。

S110613102215

正門側からアプローチすると,2つの校舎にはさまれた緑地の軸線上の奥にひっそりとたたずんでいます。

S110613102357

まず屋上に上がります。もともとあった樹木を残して中庭とし,その周りに建物が計画されていることがわかります。

S110613115449

さらに1段高くなった次の屋上へ進みます。

S110613103226

正面の緑地の豊かな緑が目に入ります。朝廣先生によれば落羽松という落葉の針葉樹なのだそうです。

S110613102918

S110613102722

振り返ると中庭の樹木が目に入り,中庭を見下ろすことができます。

S110613103352

中庭の周囲を回って下に降りてみましょう。室内空間は中庭よりも1段下げられていて中の様子が見渡せます。

S110613104107

メインの交流室です。ダウンライトと間接照明がうまく組み合わされています。照明設計も赤川先生によるものです。

S110613104824

正門側の空間とはスロープで連結されています。

S110613104517

こちらの空間はさらに1段下がっていて中庭への視線が新鮮です。

S110613104841

こぢんまりした空間ですが吹き抜けがあって変化のある空間となっています。

S110613105340

外に回って緑地側から交流室を見ます。交流室ごしに中庭,さらにその向こうにも建物が見えるので奥行きが感じられます。

S110613105406

S110613105435

建物のボリュームも奥の方が高さが低いため,遠近感が強調されます。

S110613111557

モノレールができて以降,北方キャンパスはモノレール駅からのアプローチがメインになっています。モノレール駅から青嵐門を抜けて中央の緑地に進んでくると交流施設はこのように見えます。落羽松の並木がいい感じです。

決して大きくはない建築ですが,周囲の空間を引き締める核になっているように感じられますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JR九州 駅の日中消灯(節電)

JR Kyushu Lights-out at stations in daytime (electricity saving)
2011年6月3日

S110603104218_2
Olympus E-PL2, M.Zuiko Digital 14-42mmII

東日本震災に端を発した原発事故により全国的に原発の運転数が減っています。九州も例外ではないどころか原発比率が高かったこともあり供給力は減っているはずです。しかも燃料確保が他社以上に難しいようなので夏場のピークといった話ではなく,すぐにでも節電すべきという状態のようです(なかなか明言されず,かつマスコミもそれを許さない雰囲気なのがややこしいのですが)。おそらく大口需要家には節電要請があったものと思われ,JR九州の駅が昼間消灯を始めたという記事があったので見に行きました。

S110603104403

最初に行ったのは千早駅。ここは高架の下がコンコースになっている駅なので,入口からコンコースまでは照明なしでは暗すぎるため入口から改札付近ではとくに消灯している気配はありません。エスカレーターを上るとホームは全て消灯していることがわかりました。自照式のサイン類も消されていますが,比較的コントラストがはっきりしたデザインであることもあり,特に見にくいことはないようです。駅名表示や番線表示も同様です。

S110603104724

階段を上から見ると,上部のサインは消灯されていますが,下部のものはついています。明るさのバランスも問題ないようです。

S110603105312

電車に乗って隣の香椎駅へ。こちらは消灯の新聞記事になっていた駅ですが,ホームの駅名表示は点灯したままです。番線表示も点灯されているのがうっすらわかります。

S110603105404

一方ホームの照明は端の方は消され,奥だけ点灯されています。

S110603105859

S110603110054

S110603110103

一部を除けばそれなりに配慮して消灯されているように見えるので改札付近にいた駅員さんに訊いてみました。すると見にくくならないかきちんと目視確認して消灯箇所を決めているようです。ただタイマー点灯で(駅員が簡単には)消せないもの(番線表示など)もあるようでした。

全体に少しも問題はないので,これくらいが標準になってくれるといいですね。最初からこのくらいの消費電力できちんと設計すればさらに見やすくなるはずですし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Centennial INDY500 Part4

2011年5月30日

S110530131031
Olympus E-PL2, M.Zuiko Digital 9-18mm

翌日は昼からKV Racingのショップ(工場)へ。ふたたび琢磨君,マシュー,松本カメラマンと再会です。

S110530131427

オーバルで前走車がいる場合の走行ラインについて解説する琢磨君。マシンは帰ってきた状態のままトランスポーターの前にありました。一見アームだけのようですがサスペンションの付け根までダメージが。

S110530132542

ステアリングの説明をする琢磨君。細かなこだわりがいろいろとあります。このあと各ショップを巡りました。デカールを自製するための機械や部品を製作する装置など。エンジニアリング・オフィスにはセッティングデータのファイルがずらり。最後にサイン会。それぞれ持参したものにサインをお願いします。時間のある限り話はつきませんが・・・このあとは日テレの取材だったみたい。

S110530174751
E-PL2, M.Zuiko Digital 14-42mmII

この日オフィシャルバンケット会場は宿泊先の隣のホテル。数名で連れ立って当然のように出迎えに行ってみます。インディカードライバーは奥様連れが多いのですが,やっぱり一番ゴージャスに見えたのはアシュレイ・ジャッドでした。チャンピオンドライバーのダリオがボディ・ガードみたい。琢磨君はマシューと登場,でした。彼が会場に消えるのを見届けてから仲間と同じホテルのイタリアンで最後の晩餐としゃれこみました。

S110531055715

最終日は明け方にホテルを出てシカゴへ。夢のような時間もこれで終わりです。あっという間のリフレッシュ休暇でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Centennial INDY500 Part3

2011年5月29日

S110529103530
Olympus E-PL2, M.Zuiko Digital 14-42mmII

 さあレース当日です。我々のツアーはパトカー先導でスピードウェイへ。このルートは一般車両通行止めでスピードウェイ近くでは反対車線を走ります。右側は大渋滞。

S110529081237

朝,まだ人のまばらなピットに行ってみました。マシンはガソリンアレーあたりに待機していてレース前の車検に向かうところだったようです。いったんガレージに戻されて,レース前にピットまで運ばれてきます。

S110529094335

いよいよマシンがピットに運ばれる時間。ディクソンのマシンはリアウィングにバッグを山積みにして登場。もちろん強度は問題ないのでしょうが・・・

S110529094651

5時間後には優勝することになるマシンです。琢磨君のマシンはずいぶん遅くなって運ばれてきました。さっそくタイヤ交換のリハーサル。前方グリッドのクルマはピット出口から逆走する形で人混みをかき分けてグリッドへ運ばれます。

S110529103218

琢磨君のグリッドROW4のインサイドはウォールを超えるブリッジのすぐそば。一応KVのおにいちゃんがガードしていますが,ちょっと心配になるくらいの人だかり。セレモニーが始まる頃にはスタンドへ移動。

S110529154125

Hスタンドはピットレーン入口あたりでした。見えるのはターン4からメインストレートの1/3くらいだけ。巨大なオーバルコースです。琢磨君はストレートを下って見えなくなりそのまま戻ってきませんでした。写真はレース終了後の優勝者ウェルドンのパレードランです。

S110529165031

バスに戻る前にウェルドンがインタビューを受けているところに遭遇しました。なんともうれしそうです。この日は有名なステーキハウスSt.Elmoで夕食会。琢磨君を迎えて乾杯の後,レースで実は何があったかをじっくりと聞くことに。ステーキハウスにはライアン・ブリスコーもいて,帰りがけにいったいどうしたの,と聞かれてました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Centennial INDY500 Part2

2011年5月28日

S110528132450
Olympus XZ-1

お昼頃いったん市内に戻り,パレードを見物。地元の高校やらミス○○みたいなものやら様々です。われわれのすぐ前にいたファミリー関係の女の子が乗っているクルマが来たりするともう大騒ぎ。ドライバーはグリッドの最後列から順にやってきます。琢磨君のクルマには松本カメラマンが乗っていてうまく発見されれば写真を撮ってくれるはずなのですが,満員なので我々は一番後ろ。でもここはアメリカ,写真を撮ってもらうことになっているので琢磨君が来た時だけ前に行かせて,と話すと前列のファミリーが,それなら前に入れと入れてくれ,いつの間にか一番前に。そこへROW 4がやってきます。琢磨君はインサイドなので向かって右側。いっせいに叫んで気付いてもらいます。ここからはこちらが松本さんの被写体に

S110528132519
E-PL2, M.Zuiko Digital40-150mm

琢磨君は最後まで手を振ってくれました。

S110528141531
E-PL2, M.Zuiko Digital14-42mmII

後でガレージにおいでとマシューに言われていたのでタクシーで再度スピードウェイへ。ガレージでマシンをじっくり見ます。今回から開けられたクリア・シールド。ホワイトラインカットのための秘密兵器?

S110528143136

みなでマシンのそばで記念撮影などしていると,そこへ琢磨君登場です。寄せ書きバナーを広げて写真を撮ってました。ダイヤリー用かな?

S110528145814

帰りがけ,ふとパゴダを見上げると1位の位置に5番が!?いえ,もちろん5月なんですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Centennial INDY500 Part1

2011年5月27~28日

S110528081200_2
Olympus E-PL2, M.Zuiko14-42mmII

世界3大自動車レースのひとつINDY 500。その100周年記念レースに佐藤琢磨君の応援に行ってきました。

S110527155318

宿泊したホテルのフロントもインディ500仕様の飾り付けです。

S110528085218

最初に事務所でパスを申請。琢磨君のマネージャーであるMathewやF1時代にチーム広報だったEmmaとも再開しましたが,彼らはカートでさっさと去っていきました。スピードウェイは広い!のですが我々は歩くのか?と心配しましたがメディアセンターまで往復しているカートに乗せてもらえるのでした。スタンドの裏を延々走りトンネルでコースをくぐって,メディアセンターに到着。

S110528091532

さっそくドライバー・サイン会に並んでみます。スターティンググリッドの列ごとになっていました。さっそく琢磨君と再会。同じ列のメイラ,ヒルデブラントのサインカードももらい握手しました。琢磨君の後方には松本カメラマンも発見。

S110528093803

メディアセンターの壁には予選詳細結果が。マジック手書き!です。

S110528094538
E-PL2, M.Zuiko Digital 40-150mm

メディアセンターのバルコニーから琢磨君たちドライバーがサインしているのが見えます。

S110528100044
E-PL2, M.Zuiko14-42mmII

アメリカの少年ファンも多いみたい。ROW4の3人ではどう見ても琢磨君が一番人気。

S110528101738
E-PL2, M.Zuiko Digital 40-150mm

100周年ということで歴代出走ドライバーの集合写真撮影です。ドライバー達は大人しく指示通りに並んで待っています。そろそろ撮影,後ろの列は立って・・・はい,撮影開始です。最前列に歴代優勝ドライバー,最後列は今年のドライバーのようです。カメラマンたちがいっせいにシャッターを切ります。ところが・・・

S110528101817
Olympus XZ-1

撮影一段落,と思ったころに赤い帽子の男が走ってきます。アル・アンサーJrでした。みんな大笑い。なごやかです。

S110528101829
E-PL2, M.Zuiko Digital 40-150mm

並び直すことはせず,こんなところで写真に写ってます。

S110528105825

次はコースサイドに移動しての出走リング贈呈式など各種セレモニー。かなり寒くて琢磨君も重ね着してます。昨年のチャンピオン表彰などに続いて出走ドライバー一人一人に記念リングが渡されます。琢磨君がコールされ,がっちり握手してリング贈呈。

S110528113510

バスの駐車場はTurn 1~2のインフィールド側でした。広い!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

空間プロジェクト2011年度前半課題「住宅」

Space Design Project 2011 first half "House"
2011年4~5月

S110411105945
Olympus XZ-1

環境設計学科2年生の設計演習科目,空間プロジェクトの前半課題は今年も昨年と同様「住宅」でした。初回には課題説明の後,まず敷地サーヴェイから始まります。

S110411091823

古森弘一先生によるレクチャー。リビングルームから桜が見える住宅の設計例もありました。

S110411150159

建築家の先生に自分のアイディアを見てもらい直接アドバイスを受けることができます。

S110425102137

髙橋浩伸先生によるレクチャーです。敷地に制約がある場合の設計,テレビ番組のビフォー・アフターに取り上げられた作品ですが,意外に見ている学生が少ない?

S110509104701

設計案は毎回プレゼンテーション形式の講評または個別にエスキースチェックを受けます。こちらは中間発表会の様子。前記のおふたりのほか,石田壽一先生,扇先生も加わった濃密な講評会です。もちろん専任の教員もそれぞれの分野から講評します。

S110509110800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コンパクト・システム・カメラ向きストラップ

Straps for Compact System Cameras
2011年3月14日

S110227174501
Olympus XZ-1

デジタルカメラで常時携帯可能なシームレスなシステムを実現するのはなかなか難しいものです。私の場合は携帯性を求めてシステムカメラのメインはマイクロフォーサーズですがコンパクトカメラはどうするかは悩みの種。そこに登場したのがオリンパスXZ-1で,各所の評価も高いようなので思い切って導入することにしました。

オリンパスXZ-1はコンパクトデジカメとしては大ぶりですが常時携行できるでしょうか?うれしい誤算は専用ケース背面にベルトループがあったこと。とりあえず2日間腰に着けていましたがとりあえず問題なさそうです。夏場は目立ちそうですが。あとはストラップをどうするか。

カメラケースをベルトにつけるならネックストラップはじゃまです。とりあえずGRDのリストストラップを着けてみました。次にネックストラップをうまく着脱できないか?と探して見つけたのがOpTech Mini QD Loops。XZ-1はもちろんE-PL2のストラップにも使えます。

S110227174533

S110227174746
Olympus E-PL2, Leica DG Macro Elmarit 45mmF2.8

MiniQD Loopには接続可能なリストストラップ類もあります。その中で目に付いたのがひときわ小さなFinger Cuff QD。手首を通すのではなく,指を通すものです。

S110304194217
Olympus E-PL2, M.Zuiko Digital 14-42mmII

XZ-1につけるとこんな感じ。これで先日購入したMini QD Loopsと合わせてカメラのネックストラップとフィンガーストラップがワンタッチで交換できます。カフは薬指に通して小指にも巻き付けると安定感があってかなり良さそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«悲しいほどお天気 東日本震災の翌朝