twitter

  • twitter updates
無料ブログはココログ

公開講座「環境デザインの射程・ランドスケープと建築の融合をめざして」

Extension lectures "The range of Environmental Design: Toward merging of Landscape and Architecture"
2011年10月19日~12月7日

S111019183013
Olympus XZ-1

毎年,環境設計学科を担当する教員が共同して公開講座を実施しています。今年は標記のようなタイトルで芸工大がめざした「環境設計」の原点を考えようという企画でした。第1回は朝廣和夫先生の「緑のあるくらしを考える」。

S111026192859

第2回は田上健一先生の「自然に溶け込む建築」。第3回は土居義岳先生の「フランス国土概念の成立」。

S111109183005

第4回は片野博先生(九州大学名誉教授)による「建築達がつくりだす大学キャンパス景観」。大橋キャンパスだけでなく箱崎キャンパスの建築も多数登場しました。

S111130183341

第5回 包清博之先生の「生活環境とランドスケープデザイン」に続いて第6回は杉本正美
先生による「開発と風景」。最後が私の「環境心理から環境デザインへ」。

著名な建築にはたいてい建築家とランドスケープアーキテクトのコラボレーションが見られますし,住宅でもどちらか一方だけではよい風景は生まれません。このことをさまざまなアプローチから語り尽くす講座であったのですが,残念ながら受講生は少なめ・・・。

一方通行の講演ではないので,なんとか教室へ足を運んでいただければと思うのですが,みなさんお忙しくなかなか難しいのでしょうか。

【追記】2012年度後期には公開講座「絆の環境設計」が企画されていますのでご期待ください(私は担当ではありませんが)。

docomo F-11c使用感

A user's impression on docomo F-11c (cell phone)
2011年11月22日

S111120004613
Olympus XZ-1

しばらく前になりますが,携帯電話を買い換えました。選んだのはdocomoのF-11cです。最初がauで次がsoftbankでしたから,これで大手3社を制覇?そういえば途中でWillcomのW-zero3も使ってますね。

最近はスマートフォンが大流行のようですが,自分の使い方からするとどう考えても無駄に思えます。docomoに注目し始めたのは,通信プランに含まれる通話料が海外利用時にも使えるのに気づいたことでした(どうしてもっと宣伝しないんだろう)。softbankは国内のみなんですね。比較的軽量・薄型で,防水仕様の手頃な端末,が希望。softbankの契約更新は2月だから,その頃までにゆっくり選ぼうかと思ったのですが,ニュースを見ているとdocomoはスマートフォンにシフトするらしい。半年後に選択肢が減っていたら困るので,思い切って買い換えることにしたのです。

これまでのところは概ね満足という感じ。防水携帯は安心感があっていいですね。契約プランはふつうのタイプSS~Mを通話料の繰り越し額と出張予定で適宜変更。あとはパケホーダイダブルで,私の場合は最低料金に含まれる通信料372円でたいてい足りてしまいます。スマートフォンではこうはいかないでしょう。

というわけで,端末代の分割払いを含めて,なぜかトータルの携帯電話使用料はこれまでとほとんど変わらないということになりそうです。海外で使う場合はかなり割安になるはずです。冒頭の写真はスペインで撮ったものなので,movistarにつながって,時刻はヨーロッパ時刻と日本時刻がふたつ並んで表示されています。

なかなか気に入ったので,大事に使っていきたいと思います。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第4日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 4
2011年11月21日

S111121111014

4日目はもう少し西寄りのHecho valleyにあるEmbúnへ。

S111121111036

Embúnでは50代と思われる住民女性に話を聞くことができました。農業で生計を立てている家はほとんどなく,拠点都市であるJaca周辺で働いているか年金かどちらかのようです。Jacaでは就職難とのことですが,さほど大都市ではないと思われるのに「Jacaには何でもある」と言っていたのが印象的。

S111121121325

集落内にも商店が1軒あるがJacaのスーパーの方が安いため通常の買い物はそこまで出かけるのだそうです。道路は非常によく整備されているので,住民のイメージでは,たとえばEmbúnからJacaまでは20分くらいとのことですが,これはさすがに飛ばしすぎ?でも30分もあれば地域の拠点集落まで行けるということではあります。クルマさえあれば・・・ですが。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第3日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 3
2011年11月20日

S111120105215
Olympus E-P3, M.ZD 9-18mm

第3日はこのあたりでも最小の6家族しか住んでいない集落として紹介されたRañínへ。La Fuevaという谷筋の地域にあります。実際には30人くらいが住んでいるようですし,最寄りの拠点集落Tierrantonaまでも7kmほど。

S111120112202

話の聞けた80歳の男性によると1940年頃には同年齢の子どもだけで61人いたとのことなので相当減少していることになります。人口減少は1960年代の工業化から始まり,村にとってはこれが第一の危機。第二の危機は大農場との競争によるもので現在では農家は補助金によってのみ成立している状態のようですが補助金も廃止の予定なので今後は不透明だとか。

S111120112304

空き家については観光客向けの改修例もあるようで,Tourismo Ruralという組織があって,予約もインターネットで行われるため,所有者は予約管理などをする必要がないことから,22軒のうち3軒がこれに改修されているようです。

S111120112708

自治体組織としてはCouncil of valley La Fuevaに含まれていて,ゴミ収集等は行われているようですが,集落の道路清掃など公共部分の管理についての行政サービスはないとのこと。公共部分の管理については2週間に一度の教会行事の際に全員が集まって話し合いを持ち,相談が行われています。日本で言えば小規模集合住宅の管理組合のようなものですね。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第2日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 2
2011年11月19日

S111119111859
Olympus E-P3, M.ZD 9-18mm

いよいよピレネー山麓の集落に向かいます。第2日はSahúnという集落。

S111119111905_2

ここは中央ピレネー高地にあたります。山間でスキー場も近く山歩きなどのリゾート地でもあります。最寄りの拠点集落まで6km,地域の拠点集落までは55km,人口は120人ほど。集落内にはホテルが3軒ありますが,食料品店などはありません。

S111119111921

S111119155018

Sahúnでは,役場において行政など集落の運営に関わっている方4名の話を聞くことができました。住宅以外に空き家が約80戸あるそうですが,これらはいずれも貸し住戸として使われていて,放棄されているのではないとのこと。農業のみで生計を立てている家は2世帯のみで,その他は建設業,ホテル業,レストラン,商店などです。
1980年代以降はスキーリゾートとしての開発が進み,現在はヨーロッパ全域から来訪するようになっていて,現在では観光業が90%とか。

若者が村に残らない理由として挙げられたのは職業選択肢が限られること,高等教育の不足,専門的職業につくことの難しさです。また文化施設などの欲求もあるのではとのこと。ただし失業率は0です。集落内にあるホテルのレストランで昼食をいただきましたが,メニューも選択可能でなかなかおいしいもの。リゾート地のおしゃれなレストランという雰囲気でした。

過疎地集落研究 スペイン・アラゴン予備調査・第1日

Depopulation area research: A preliminary survey of Aragon, Spain, Day 1
2011年11月17~18日

S111120112902
Olympus E-P3, M.ZD 9-18mm La Fueva (20 Nov. 2011)

芸術工学研究院の先生方と共同で過疎地集落の研究を始めました。日本では限界集落という言葉が話題になり,関連する研究もいろいろと行われていますが,過疎地域と都市部の生活環境や住まいの具体的な違いや変化の様相などは,さほどまとまった情報がないように思われます。今回のメンバーはそれぞれ文化人類学,緑地保全学,建築計画学,建築学(構法・生産),環境心理学がベースということになり,こんな組み合わせはなかなかないのでは?ということで楽しみです。

調査対象地域として,日本では福岡県八女市の黒木町大淵東区を,比較対照のために先進国の農村地域で日本より早く過疎化が進行したと思われるスペインのアラゴン州を選定しました。とはいうものの,どの集落が対象にふさわいしいかは実際に行ってみないとわかりません。もちろん現地の情報を仲介してくれる人も必要です。というわけで予備調査に行きましたのでその様子をご紹介しましょう。

アラゴン州の中心都市はサラゴサです。バルセロナからはAVE(新幹線)で1時間半ほど。今回はここを拠点にします。

S111118082206

平原を走るAVEは車内表示で最高速度300km/h超でした。

S111118094606

三角形のトップライトが印象的なサラゴサ駅に到着。大学で打ち合わせ,ホテルにチェックインをすませた後はサラゴサ市内を見学。

S111118153303

S111118160836

S111118161740

S111118194646

歴史を感じさせる街ですが,中心街は夜も人出が多く,なかなか活気があります。スペインは相当不景気なはずですが,人々の行動に直接現れるものではないようです。

さて明日からはいよいよピレネーの山間地に向かいます。

Indy Japan Final観戦

Watching Indy Japan Final Live
2011年9月17~18日

S110917150652
Olympus E-P3, M.ZD40-150mm (Digital Zoom 2x)

茂木で開催されたインディ・ジャパン・ファイナルへ琢磨君の応援に行きました。元々社会状況などからホンダが中心となる日本での開催は,ひとまず2011年で終了,ということだったのですが,東日本大震災の影響で開催されずに終わるのでは?という声さえ聞こえたものです。

S110918124213

インディカーが走るはずだったオーバルコースは地震で被災,たった1レースのためだけに補修するというのは経済的な問題だけでなく,復興に必要な建設資源や人を使うという観点からも不可能。開催地の茂木は福島からも近いためレースのためにチームが来日してくれるのか,という心配さえあったのですね。

S110917145635

でもインディカー関係者はみんな来てくれました。ホンダを始め,日本企業もインディカーを支えてきたことはみんな知っているのです。琢磨君が始めたWith you Japanの活動にもみんな協力してくれていますし,うれしい限りです。

観客数だけならIndy 500の方が多いわけですが,あちらはとにかく広い。だから人の密度は茂木の方がずっと上。今年は東北周辺の中高生の無料招待などもあったようでパドックはラッシュ時の様相。早々にスタンドに戻りました。

S110918130624

琢磨君応援席はロードコースの最終コーナー寄り。手前に見えるのがこのレースのためだけに作られたインディカー用ピットロードの入口です。インディカーシリーズのピットは機材を置く場所とピットロードの間に「ピットウォール」があるのが特徴なのでふつうのピットは使えないのです。

S110918152308_2

琢磨君の茂木でのレースも当分見納めです。結果は最高とはいかなかったけれどしっかり見せてくれました。それにしてもすごい報道陣。

S110918193434
Olympus XZ-1

「調査のデザインの作法と技法~仮説のデザインから分析のデザイン」

Manners and techniques of the design of surveys: the design of hypotheses through analyses
2011年8月26日

S110826100627
Olympus XZ-1

第11回となる日本建築学会環境心理生理チュートリアル「調査のデザインの作法と技法~仮説のデザインから分析のデザイン」が開催されました。2011年3月にようやく刊行にこぎ着けた「調査のデザイン」の内容から,主要部分の紹介という位置づけでもあります。

S110826101424

S110826105657

S110826124549

S110826150506

後半は恒例のよろず相談,ディスカッション。会場の参加者が研究や調査でかかえている疑問点や悩みを具体的に質問すると,出席している環境心理生理運営委の総力を挙げて回答するという企画。必ずしも答えが得られるわけではありませんが,最新の研究状況はわかるはずです。

S110826153844

チュートリアルが終わって外に出たら,ものすごい豪雨でした。建築会館中庭の屋根と建物の間からあふれた水が滝のように落ちてくるのは初めて見ました。

オープンキャンパス2011

Open Campus
2011年8月7日

S110807110837
Olympus XZ-1

恒例のオープンキャンパスが大橋キャンパスでも開催されました。
追記 2012年のオープンキャンパスは8月4日開催予定です。

S110807110931

演習などの学生作品の展示を現役学生の説明付きでじっくり見ることができます。

S110807154449

学生生活や入試対策体験など,教員に答えられないことも先輩が教えてくれます。

S110807113550

さらにいくつかの研究室を回るガイドツアーも。大井研究室ではLED色彩照明の模型実験を体験できます。

2012年度も似たような内容をさらにパワーアップして開催予定なので,興味のある方はぜひ足をお運びください(高校生諸君,待ってるぞ)。

高校生向け公開講座「光の造形」2011

Extention course for Highschool students: "Modeling of Light"
2011年8月6日

S110806143636

今年も夏の高校生向け公開講座「光の造形」が開催されました。最初に空間と光の話を少しして,そのあと実際に立方体空間の壁に穴やスリットをあけて光が入るような模型を制作してもらいます。

S110806151803

建築のスタディ模型でよく使われる材料を自分で切ってつくってみます。少し作業したら実際に光を当ててみて空間にどのように光が入ってくるかを確認します。意図通りでなければその理由を考えて,また修正すればよいのです。その間,数人の環境設計学科教員とアシスタントの大学院生が相談に乗ってくれます。

最後に参加者の前で制作意図を簡単に説明し,全員で見ます。そのあと先生方からの講評です。この一連のプロセスは大学での演習課題の時とそっくり同じ。時間が短いだけですね。それでは高校生諸君がつくった作品を見てみましょう。

S110806163617

S110806164359

S110806165301

S110806170237

S110806171204

今年も素敵な作品がたくさんできました。来年も何らかの形で高校生向けの講座を企画したいと思います。高校生諸君,ぜひ参加してください。もちろん環境設計学科を目指してくれればいうことなし。大橋キャンパスでお待ちしています。

«空間プロジェクト2011年度後半課題 商業施設「つなぐデザイン」

最近のトラックバック

2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31